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エモブロ ブログ

外国にきて思う「寛容に生きる」ということ

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

週末のエモブロです。何が「マナー」なのかは、社会によって異なるもの。国によって様々な「マナー」に関する出来事を見かけることがあり、その都度自分の了見の狭さに凹みます?

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二車線道路なのに無理やり間を通り抜けるドライバー

3年ほど前にウズベキスタンに出張に行ったときのこと。その時の出張は(初めてのことですが)運転手つきだったんですよ!でも、僕の運転手さんの運転がとても荒い。

例えば、二車線道路を走っているときのこと。信号待ちしていれば、二車線道路なので、当然に車は二列を作って並ぶのが当然じゃないですかね?でも僕の運転手さんは、なんと二列の間に強引に割り込んで先を行こうとするんですよ?

おいおい?大丈夫かよ~と焦る僕。

でも、列の間をすり抜けているとき、周囲の車(ちゃんと列をなしている車)に乗っている人たちは、僕たちの車を指差したり手を振ったりして笑ってるんですよね。

僕「こんなことして怒られないの?」

運転手さん「ダイジョーブ!ノープロブレム!?」

子どもを見ず知らずの他人に任せてスマホをいじりまくる親

これもウズベキスタンに行ったときのことかな。サマルカンド観光にいってタシケントに戻る時のことだったと思うけど、駅で電車を待っているときのこと。小さい子どもを2人連れた家族連れが、僕の前のいすに座っていた。

小さい子どもなので、駅構内をはしゃぎまわるけど、親は特にとがめない。そのうち子どもたちは、見ず知らずの若い女性二人組にちょっかい?を出しはじめた。女性二人組も子どもと接するのは楽しいようで、一緒に遊んであげていた。

それを見た子どもの両親は、女性二人組にちょっと一言かけたものの、その後は子どもを女性二人組にまかせて、スマホをいじっているんですよ?

そして、楽しそうにキャッキャいいながら遊ぶ、女性二人組と子ども。

行列という概念のない空港

空港に着くと、入国審査があるじゃないですか。あれで列を作っ並んでいたんだけれども、バシバシと並んでいる僕を、容赦なく抜かして先に行こうとする人がバンバンいるんですよ?

おいおい?ちょっと勘弁してよ~と腹立たしく思う僕。

でもお構いなしに僕を抜き去っていく、大勢の人々。

特に誰も、列を守らない人をとがめる様子もないどころか、抜かされた人も「行け行け」みたいなジャスチャーを手でして、先に行かせてあげてるんですよね。

人は迷惑をかけあって生きている

僕から見ると「マナーが悪いなあ」と思うのだけれども、この世の中はすべてが相対的。マナーが悪いと思うのは、僕が日本と比較しているから、悪いと感じるだけなんですよね。「日本」という比較の対象は大きすぎますかね。「自分の中にあるこうあるべき」と言えばいいでしょうかね。

同じことを日本でやったら、かなり白い目で見られるだろうなあ。特に二車線道路の間をいく運転手さんなんて、ドライブレコーダー画像をSNSにアップされたりしたら、炎上しそうじゃないですか??

でも、彼らは笑って許容している。

子どもを見ず知らずの女性に任せるのもそう。日本で僕が同じ状況に遭遇したら抵抗あるなあ。女性に申し訳ないという気持ちもあるし、「あの親は何をやっているんだ」という周囲の目も気になるだろう。ひょっとして、女性が信用できない人だったらどうしよう?という疑心暗鬼の気持ちも生まれるかもしれない。

でも、彼らは黙って任せている。

彼らはなぜ寛容なのか。それは、お互い様だからなのかなあ、と思う。運転手を指差して笑う人も、きっと自分も何かの局面では、同じように二車線道路の間を行くのかもしれない。スマホをいじりたおす親も、別の場所では、見ず知らずの子どもの面倒をみることがあるのかもしれない。行列を守らない人も、急がない時には、急ぐ人を先に行かせてあげているのかもしれない。

僕たちは迷惑をかけずに生きることはできない。自分が迷惑をかけることがあるという自覚があるからこそ、他人の迷惑行為にも寛容になるのかもしれない。反対に「迷惑をかけてはいけない」と思えば思うほど、迷惑をかける人に対しても不寛容になるのかもしれない。

僕は迷惑をかけないように気を使っているのに、なんであなたは気を使わないんだよ。僕と同じように、気を使いなさいよ、ってね。

全てに対して寛容にならなければならないなどとと言うつもりはないんですけど、僕ももうちょっと寛容に生きたほうがいいのかなあって思うんですよね。

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