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爪を噛む原因は愛情不足なのか?

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

うちの娘氏には多少ですが爪を噛むクセがあります(実のところ、僕にも爪を噛むクセがある)。これをいったいどうしたものか……と悩んでいるんですよ。

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爪噛みは、一種の自傷行為なのか?

いや、なぜこれに悩んでいるかというと、「爪噛みは愛情不足からくる自傷行為」という何かを先日聞いたからなんですよね。聞いた話を要約すると、愛情不足で親から期待通りの反応を引き出したいために自傷行為をするのだそうで、爪噛みはそのうち「もっとも多い」ものなんだとか。

愛情不足と言われると、ギクッとくるのが親心ってもんじゃないですかね?

そういえばうちの娘氏、なにか良からぬことが起きたとき、「私がいつも全部悪いの~💦」と自分を全否定しながら泣くことがたまにあって「愛情不足」という言葉に、正直ちょっとビビってるんですよね……😓

というわけで、爪噛みの心理を調べてみた

というわけで「爪噛み」「心理」というキーワードで検索すると、たくさんページがヒットするんですよ。でも、どれも出処が怪しいんですよね😅

次に「咬爪症(こうそうしょう)」「研究」で検索。

すると、ちょっとアカデミックな内容がでてきました。これは、モントリオール大学精神科教授であるキーロン・オコナー博士が、2015年3月10日に発表した研究結果なのだそうだ。

「完璧主義者は爪を噛む(研究結果)」という、聞き捨てならないタイトル!

読み進めていくと、こういう記述もありました。

この研究は、「行動療法・実験精神医学ジャーナル」3月号に発表された。研究によると、こうした行動をとってしまう根本原因は完璧主義にあるという。完璧主義は、思った以上に有害となりかねない習性ということだ。

え~っ!?うちの娘氏、小学低学年にして、もう完璧主義者なの?僕自身も完璧主義者で生きづらい思いをしているというのに、娘氏までも??と、ビビりながら読み進めていると、こういう記述も。

時々、爪をかんでいるだけなら、心配する必要はない。おそらく大して害にはならない。実際に、そのような振る舞いは、自分のエネルギーをより生産性を高める方向に向けることができない時にする一時的な代償行為であると、この研究グループは述べている。

「こういう癖にはプラス効果があります。刺激を与える、あるいは感情を制御する、精神医学的に言えば『不適応』の状態になる方法なのです」と、オコナー博士はハフポストUS版あてのメールで述べた。「主にフラストレーションや短気が原因でこうした行為に走りますが、これは建設的な行動の代償行為なのです」

な、なるほどね……。うちの娘氏も爪を噛むのは時々なので、まあ…大丈夫なのかな……。モントリオール大学教授のお墨付き(?)なんですしね……。

まあつまり、たまに爪を噛むということは、大人の習慣に例えると「仕事でイヤなことがあったから、飲みに行ってグチる」という程度のことであって、それがアルコール中毒の兆候とは言えない、ということでしょうか?(雑な理解)

ところで「完璧主義」ですが、遺伝的素因、親の行動あるいはその模倣、社会文化的な要因の組み合わせによって生じるというのが、昨今の科学的研究による結論のようです(詳しくはこの記事を参照。この記事ではジェンダーバイアスが背景にある可能性も示唆されています)。

巷の見解とモ大の見解は違う

とすると、爪噛みは「愛情不足からくる自傷行為」する巷の見解と、「完璧主義と関連があるけど、頻度が少なければただのストレス解消」とするモントリオール大の見解とは、だいぶ違いがあることがわかります。まあ「爪噛み」「心理」というキーワードで検索してヒットする出処が怪しいん巷の見解よりも、モントリオール大の見解のほうが信頼できそうですね。

ところで巷の見解には「忙しい暮らしのなかでも、もっと愛してほしいという子どもの叫びに応えてあげる義務が親にはある」みたいなことを、だいたい書いているんですよね。いやまあ、そりゃわかるんだけど、僕だって精一杯愛してるつもりなんですけどね……。僕自身が親に愛された実感がないというのに、どうやって親の愛情を示せばいいのかと……。爪噛みで不安になる親の気持ちにも寄り添ってほしいくらいですよ。

というわけで結論。特にこれといったことはしていない

というわけで、爪噛み防止のためだけに何かをするということはしていません!

娘氏に対する基本的な態度としては、娘氏のことを否定しないようにしたり、できる限り抱きしめてあげたり、僕自身がイライラした時は娘氏の前からちょっと消えて(トイレ等に行って)冷静になろうとしているくらい程度かな。

はあ。またネットの子育て情報に踊らされてしまった感があります( ´Д`)=3「愛情不足」って言葉は、本当に親を追い詰めますね。

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