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小規模事業者持続化補助金の採択発表が延期。災害が及ぼす行政施策への影響

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おはようございます!マネジメントシステムいまむらの今村敦剛です。

埼玉県の幸手市商工会が、小規模事業者持続化補助金の採択発表は平成30年7月豪雨による災害が発生したため「当初予定していた7月中旬の採択発表が未定」となったとブログで公表しました。痛ましい災害でしたが、補助金のような行政施策にも影響を及ぼしているようです。

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幸手市商工会の発表

幸手市商工会は7月13日、下記のブログを公表しました。このブログには、次のような記述がありました。

 小規模事業者持続化補助金の採択発表ですが、平成30年7月豪雨による災害が発生したため、「当初予定していた7月中旬の採択発表が未定」となりました。
今しばらくお待ち下さいますようお願い申し上げます。

豪雨がなぜ、補助金採択発表の延期につながるのか

確かにこれだけの被害を生じさせた豪雨災害は痛ましいものでした。それがなぜ補助金採択の発表延期につながるのでしょうか。これは、事務処理に理由があるのではないかと思います。

例えばですが、補助金の採択結果をいま発表したとします。採択企業は、補助金の交付決定を得て、事業を進めることが必要になります。しかし被災企業はそのような事務処理をする余裕がないどころか、企業によっては操業も中断しているところがあると思われます(直接被災した企業だけではなく、道路等の寸断により操業がやむを得ずできない企業もある)。また、被災した企業は復旧が最優先となり、設備投資等が困難になる可能性もあります。このような混乱した状況で、事務処理を先に進めることが困難だという判断が中央であったのかもしれません。

ものづくり補助金2次公募にも影響か

ところで、7月中旬から始まると日刊工業新聞で報道されたものづくり補助金の2次公募も、始まる気配が感じられません。これも豪雨災害が理由となっている可能性はあります。被災企業は2次公募の書類を作っているどころの話ではありませんもんね。

また一部で、ものづくり補助金2次公募の予算を災害対策に充当するので、2次公募はないのではないかという噂も耳にしました。これの真偽は、情報の出どころが不透明なので図りかねるところです。

しかし、ものづくり補助金2次公募が絶対に行われるとは言い切れないと思います。今は特別な状況ですので、行政側でどのような判断がなされても仕方ないというスタンスでいるしかないと思います。

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