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2020年の補助金申請をする企業は、いますぐ補助金申請システム(Jグランツ)利用のためのID申請を!

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

経済産業省は汎用的な補助金申請システム(Jグランツ)をリリースしました。国・地方自治体の補助金申請は、今後このシステムで行われる予定ですが、2020年の補助金申請をする企業は今すぐJグランツ利用のためのID申請をしたほうがよいでしょう。

補助金申請システム(Jグランツ)について

経産省のホームページにかかれている内容の要点をまとめます。これで概略をつかんでくださいね。

ポイント

  • 公募から事業完了後の手続までをオンラインで完結可能
  • 24時間365日申請可能
  • 過去に補助金申請した情報が自動転記される
  • 押印が不要となり、紙でのやり取りもなくなる
  • Jグランツ上でリアルタイムに申請状況や処理状況が把握できる
  • 2019年度補正、2020年度当初予算で27補助金が対象(経産省の補助金)。各省や自治体の補助金にも拡大予定

Jグランツによる補助金申請の流れイメージ

Jグランツを利用して補助金申請を行うための流れは、下記のようになるのではないかと思われます。

Jグランツの利用には「法人共通認証基盤(GビズIDプライム)」が必要

Jグランツを利用する際には「GビズID」を取得する必要があるようです。GビズIDとは、複数の行政サービスを1つのアカウントにより、利用することのできる認証システムです。経産省のホームページには、次のように書かれていますね。

Jグランツを利用する際には、事業者が1つのアカウントで複数の行政サービスにアクセスできる認証システムである「GビズID」を取得する必要があります。共通のアカウントを利用することにより、社名や住所等の法人(中小事業者等も含む)の基本情報については、何度も入力する必要がなくなります。
GビズIDの取得には、2~3週間程度の審査期間が必要となりますので、公募開始前からのGビズIDの取得をお願いします。

どうも「GビスID」にはアカウントの種類が3つほどあるようです。Jグランツの利用にはGビズIDのgBizIDプライムの取得が必要のようですね。2週間ほどの審査が必要なのは、押印を不要にするために印鑑証明などを確認する手続きが必要だからでしょうか。

アカウント種別
発行方法
ログイン方法
スマートフォン
又は携帯電話
gBizIDエントリー
審査を行わずオンラインで
発行
ID/パスワードを用いた
単要素認証
不要
gBizIDプライム
審査を行ない発行
ID/パスワードに加え、
所有物認証による二要素認証
必要
gBizIDメンバー
(組織の従業員等用として)
gBizIDプライムが発行
ID/パスワードに加え、
所有物認証による二要素認証
必要

ポイント

  • メールアドレス
  • 操作端末(PC)
  • プリンター
  • 印鑑証明書(個人事業主は印鑑登録証明書)
  • 登録印鑑で押印した申請書
  • スマートフォンもしくは携帯電話

※印鑑証明書と登録印鑑で押印した申請書は、運用センターに郵送する必要あり。

いますぐ「GビズIDプライム」の取得を!

2020年実施のものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金の申請を検討している企業は、いますぐ「GビスIDプライム」の取得申請を行ってください。審査に時間がかかる可能性があるので、早めの対応が必要です。

「GビスIDプライム」の申請マニュアルは下記を参照してください。

  • B!

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