おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
当社はネットショップを全面リニューアルしました。これまでEDDsというダウンロード販売用プラグインを使っていましたが、Woo Commerceに変更しました。ネットショップのSEO対策についてもちょっと触れたいと思います。
当社ネットショップのビフォーアフター
当社は2019年1月よりネットショップを運営していました。もともとはEasy Digital Downloads(EDDs)というプラグインを使って、オンデマンド型セミナー動画のダウンロード販売をしていたのですが、このプラグインがクセがあって使いにくかったんですよね。
リニューアル前の当社ネットショップ画面は下記のとおりです。素人丸出しの適当デザインですよね💦
それをWoo Commerceに変えたのですが、Woo Commerceのほうが有名なプラグインということもあり、対応しているテーマやプラグインも豊富です。これらをうまく組み合わせると、デザインの向上ができたことはもちろん、いろんな機能の向上も果たすことができました。
テンプレ丸出しですが、素人がここまでできれば、まあ十分じゃないでしょうかね。
リニューアルをしたのは、模倣されたから
もともと、素人丸出しのデザインが気に入らなかったのも当然あるのですが、このたびリニューアルをしたのは、当社のネットショップの構成や文言をほぼ模倣した同業者のサイトを見つけたからです。
著作権を盾に警告文でも送ろうかと弁護士にも相談をしたのですが、この程度の模倣であれば著作権を侵害しているとは言えない、と言われたので、警告するのは止めたんですね。
じゃあこっちのサイトのクオリティを上げて差別化するしかないなと思ったので、急遽リニューアルに踏み切ったということです。
なぜ最初からWoo Commerceにしなかったのかと後悔
この4連休でリニューアルをしたのですが、結論を言うと「なんで最初からWoo Commerceにしなかったの?」と後悔する思いでした。Woo Commerceでネットショップを構築するというのも当初選択肢にあったのですが、なぜかEDDsを選んでしまったんですね。今となってはその理由もわすれちゃいましたけど。(EDDsはダウンロード販売に特化しているので、そういった理由だったのかもしれません)
EDDsで1年半以上ネットショップを運営して、あらためてWoo Commerceにしたのですが、EDDsよりWoo Commerceのほうが良かったという点を下記にまとめてみます。
参考
- 日本語化がほぼ完璧
- 会員登録・管理が標準で可能(EDDsは有料プラグインが必要)
- クーポン機能の制限の幅が広い(ユーザーのメールアドレスで制限できる)
- 対応テーマが充実。無料でも使えるものがEDDsより多い
- 銀行振込を選択可能(Japanized for WooCommerceという無料のプラグインが必要)
- 使える決済サービスが多い。日本の事業者の決済サービスも利用可能
- ステップメールやメルマガ発行も無料で可能(MailChimpというプラグインを使えばの話。ただし無料なのは2,000名まで)
ここまでできてWoo Commerceは無料ですからね。一方のEDDsはここまでの機能はない上に、年間$99かかります。Woo CommerceよりEDDsのほうが優れている点はちょっとすぐには思い当たらないですね。EDDsはダウンロードに特化している点が優れているのですが、当社の使い方ではWoo Commerceのほうに軍配があがります。
ネットショップのSEO対策について
話は全く変わりますが、今回のリニューアルにあわせて、ネットショップのSEO対策についても真面目に考えました。これまで当社は、当社のメインサイトからネットショップに誘導するという導線設計をしていたので、SEO対策はメインサイトしか考えていませんでした。
ところが当社の模倣サイトが現れたことから調べてみると、当社のネットショップとしては、まったくGoogle検索に出てきません。模倣者のほうが上位にランクされています。そういうこともあり、いくらメインサイトから導線を設けているとはいえ、ネットショップ単体でもある程度の対策をしないといけないなと思いました。
というわけで、リニューアルにあわせて(いまさらですが)、"All in One SEO Pack"を導入。これもWoo Commerceとの相性がよく、Woo Commerceの商品ページに対しても、個別にmeta descriptionやmeta keywordが設定可能です。ブログ記事のような感覚で、簡単に設定できるので楽なんですよね。
ネットショップのSEOといえば、構造化マークアップの実装が重要ですね。構造化マークアップを追加すると、検索エンジンに商品に関する情報を理解してもらうことができます。そうすると、そのショップが上位に表示される可能性が高まります。Woo Commerceでは構造化マークアップのためのプラグインも充実していて(ほとんど有料なんですが)、当社も将来的にはある程度のお金をかけてここまでやったほうがいいんだろうなと思っています。