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【病みながら生きる意味】自分は大切な存在だと考える機会になる

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

週末のエモブロです。僕がうつになって変わったことのひとつに、僕の人生で真に大切なものは、僕自身だと気がついたことがあります。「自分が大切」ってどういうことなのかを語りたいと思います。

自分自身は、自分にとってかけがえのない存在

当たり前のことですけど、僕という存在は、生まれてからずっと僕とともにいるわけですよ。一緒にいるだけではなく、何を考えているのか、何を感じているのかも、すべてわかる存在ですよね。こういう人って、世の中には一人としていないんですよね。そういう意味で、僕自身は僕にとってかけがえのない存在なわけです。

でもかつての僕は、自分のことが大切な存在だとは思えませんでした。僕にとっては、自分を評価する軸は常に他人にあったんですね。したがって「僕は他人の期待に応えているな」と思える時に、ようやく自信らしきものを手にすることができるという状態でした。

自分を評価する軸が他人にあるのは苦痛である

一例を話しましょうか。ある時、家庭での食事中。配偶者様がぼそっとつぶやいたことがありました。

配偶者様「ああ、もう一品おかず作れたらなあ」

それを聞いた僕は、配偶者様の期待を察して、これは僕が頑張ってもう一品作らなきゃ❗と思ってしまうんですよ。

「すごーい❗もう一品作ってくれて、頼もしい~」

と配偶者様に言われたら自信になりますもんね😅

でも、一品多めにおかずを作るというのは、結構たいへんなんですよ。共働き夫婦にとっては、19時までに娘氏を学童へ迎えに行き、連れて帰り、食事の用意をし、コミュニケーションを取り、翌日の弁当の用意をし、風呂を沸かし、風呂に入れ、寝室の準備をし、歯磨きを手伝い、絵本を読み、21時までに寝かしつけるとなると、たった一品の料理時間をとることさえも苦労します。

スーパーで出来合いのものを買ってくればいいんだけれども、僕を評価する軸は他人(配偶者様)にあって、手を抜くと評価されないのではないかという恐れがあるので、そこを何とか自力で乗り越えようとするわけですよ。

そうすると、たった一品のおかず追加が、とてつもないくらい苦痛になる。ただでさえうつ症状を抱える僕にとって、この苦痛はかなりのダメージになるんですね。

もとをただせば、自分を評価する軸が他人にあるということが原因であり、もっというと、自分のことが大切な存在だとは思えないということが原因となって、僕は自分勝手に辛くなっているだけなんですよ。

結局、僕の辛さは僕が招いていることなんですね……😫

自分を大切にするトレーニングをする

これはどこかイビツであると気がついた僕は、自分を大切にするトレーニングをすることになります。このブログでもしつこいくらい書いていますが、自分の内なる声を聞くことをやってみたわけです。

自分の「辛い」「しんどい」という心の声を聴かず、他人の期待を優先して我慢してしまうのは、自分で自分の心を無視していることと同じことです。自分を無視することは、自分を傷つけることといっても過言ではありません。

仮に他人の期待を満たして、その瞬間は嬉しかったとしても、かけがえのない自分自身から心の声を無視されたという事実は、心の中に残るわけですよ。だからどこかで、じっくりと、自分の声を聞いてあげないといけないのでふ。自分の声を聞くということは、自分の心を尊重することであり、他人に対するのと同等以上に自分を大切に扱うということですからね。

僕は40年近く、自分の心の声を聴かず、他人の期待を満たすように生きてきましたけれども、この時病むことによって、ようやく自分の声を聴き、自分は大切な存在なのだときづくきっかけになりました。

それまでは、自分を大切にするという概念さえも持ち合わせていませんでしたからね。でも一度大切にしはじめると、面白いように自分が大切になっていくものです😉

  • B!

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