おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
ものづくり補助金2次公募の締め切りまで、あと11日となりました。そろそろ申請書作成も追い込みに入るころだと推察をいたしますが、今回の公募では様式1、様式2に注意すべき点がいくつかあります。まとめますので、ご参考ください。
正しい類型の様式を使ってください
今回の申請様式は、データ連携、共同申請、単独申請の3パターンごとに様式が異なっており、かなり多くのバリエーションが存在します。下記の図は大阪府中小企業団体中央会のホームページのスクリーンショットですが、たくさんありますよね。
間違った様式で申請をすると再提出になります。締め切り(9/10)を過ぎて様式に不備があることが発覚した場合は、再提出も受け付けてもらえない可能性もあります。何度も確認をし、正しい類型の様式を使うように気をつけてください。
様式1の年月日に注意
公募が始まってすぐに公開された、「一般型」・「小規模型」の単体申請用の様式第1は、申請日記載欄が抜けていました。各中央会では、申請日記載欄を含めた新様式に更新をしています。大阪府の中央会では、様式が更新された旨をホームページで告知していますが、告知していない中央会も数多くあります。
様式1に年月日が記入されていることを確実にしてください。
様式2のページ番号に注意
様式2には、ページ番号が振られています。ところがこのページ番号、都道府県によって番号の振り方が異なっています。8月28日現在で僕が見たところ、大阪府や兵庫県の様式2は「1ページ」から始まっていますが、広島県の様式2は「3ページ」から始まっています。京都府では、ページ番号の記載が様式にはありませんでした。
提出書類チェックシートでは
事業計画書(【様式1】【様式2】)の下中央に通しページが付されていること
というチェック欄があります。通しページがないことは、要求事項を満たさないとして再提出となる可能性がありますので注意をしてください。
また、上記のチェックシートの表現を素直に読むと、様式1と様式2は、そのまま通しの番号でページ番号を付与することが求められていると読めます。(つまり、様式1が1~2ページで、様式2の先頭ページが3ページ目になるということ)。僕が兵庫県中小企業団体中央会に確認したところ、兵庫県の見解としては僕の解釈通り、という回答でした。ただ、これはあくまでも兵庫県の見解です。気になる方は、ご自身の都道府県の中央会に確認をしてみてください。
書類不備が目立つ今回の公募
今回の公募は、書類不備が目立ちます。上記の申請日記入欄、ページ番号だけではなく、公募要領も公募開始後、8月中旬に修正されています。また、修正はされていませんが、下記の図のように、認定支援機関確認書をword形式で保存すると読めるような記述もあります。(これについても、兵庫県中央会の見解は、認定支援機関確認書はpdf形式で保存と述べていました)
これだけ不備があると、申請企業は混乱します。それはひいては事務局の混乱にもつながるものです。書類は不備のない状態で公開してもらいたいところです。
いずれにせよ、皆さん、様式には最大の注意を払ってください。