おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
僕は小規模企業共済に入っているのですが、昨年末に年払い掛金が引き落とされる予定だったものの、口座の残高不足で口座振替できませんでした……? これで数十万円レベルで税金を余分に収めることになってしまい……。12月(年払い分)が未納になった場合の掛け金請求についてなどを、反省を込めてまとめてみました。
口座振替があることは、事前にハガキで通知があった
12月に年払い分の掛け金請求が口振で行われることは、事前にハガキが来ていたのでわかっていたのですよ。ハガキもちゃんと開封して読んで「うん、残高十分だし問題ないな」と思っていたのですが……
屋号利用個人口座の落とし穴?
残高じゅうぶんなのにどうして引き落としがされなかったかというと、実は屋号利用の個人口座であったことに原因があります。
僕は事業用に、りそな銀行の口座を利用しています。りそな銀行は個人利用でも(手数料なく)、屋号での振り込み指定に対応してくれるのです。個人事業主の僕ですが、お客さんから見ると「マネジメントオフィスいまむら」という宛名で振り込みができるんですね。これはこれで便利な制度です。
しかしデメリットもあります。今回の小規模企業共済の契約者名(僕の本名)と、りそな銀行の口座名(屋号付き)が完全に一致しないので、小規模企業共済の引き落としは屋号付き口座ではできないのです。それで仕方なく、あまり使っていない僕の個人用口座(本名で開設)を引き落とし口座に指定していたのでした。
昨年、小規模企業共済に入会したときにそういう仕組みであることを知って口座を指定したのですが、1年経ってそのことをすっかり忘れてしまい、個人用口座に入金をしていなかったのでした?
(こういうことがあるので、早く法人成りしたほうがいいなあと思いました……?)
年払いの掛け金が引き落としされなかったらどうなる?
さて、年払いの掛金が引き落とされなかったのは歴然たる事実。これはどうなるのでしょう?中小機構の小規模企業共済資料にはこのように書かれています。
というわけで、2月以降は基本的に当月分の請求となります。(2月と4月は2ヶ月分の支払になりますが)
年払いができなかったら、掛金控除はどうなるの?
一括で掛金の引き落としができないことの最大の問題点は、年払いが行われる年(僕の場合でいうと2018年)の掛金控除がなくなる、ということです。僕の場合は掛金を最大額(月70,000円、年840,000円)にしているので、この分だけ余分に税金を支払うことになるということですね。ざっくりいうと30万円弱、余分に所得税と住民税を支払うことになりました。。(30万円は痛い)
強がりを言うと、84万円がキャッシュで出ていくところを、チビチビと7万円ずつかけて減っていくことになるので、まあ手元の資金にゆとりが若干生まれるというのはありますかね……(強がり)
未納の翌年は2年分まとめて控除の対象になるか?これは「なります」!
しかし前年が未納だった分、今年(2019年)に2年分まとめて払うから、今年の税金が安くなるのでは?と淡い期待もあります。だって2019年には、前年に未払いの掛金を毎月納付した後に、最後にまた翌年分を年払いするからです。その淡い期待を確認するために、小規模企業共済のコールセンターに電話をしたところ、2年分(24カ月分)はこの年(2019年)の控除の対象になるということでした✌
図にするとこういう感じでしょうか。
というわけで、2018年には30万円弱を余分に納税しなければなりませんでしたが、その分はまるまる2019年に控除されるので、2019年だけ見ると節税効果は高くなる、ということのようです。(2年のスパンで見ると、結局はほぼトントンになるということですね)
少し安心しました?今年の12月は忘れないようにしよう?(わすれそう)