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令和元年(2019年)実施ものづくり補助金2次公募は7月上旬から開始になるか?

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

まもなく、令和元年(2019年)実施ものづくり補助金1次公募の採択結果が発表になると思われますが、それと同じくらい気になるのが、2次公募がいつから始まるかということです。新しい情報が得られたので、推測してみたいと思います。

過去の2次公募開始日について

まずは過去のデータを見てみましょう。1次公募採択発表から2次公募開始までの期間について、まとめてみました。

ものづくり補助金については過去5回、2次公募が行われています。この5回について1次公募採択発表から2次公募開始までの日数の平均をとると17.4日です。ただしご覧の通り、二極化しています。初期には1次公募終了後4~10日程度で2次公募が開始となっていますが、H27年度補正とH29年度補正の際は30日以上要していますね。最近は長期化する傾向にあると言っていいでしょう。

近年、2次公募開始がずれ込みがちなのは自然災害の影響か?

なぜH27年度とH29年度は30日以上もかかったのでしょうか。可能性の一つですが、大きな自然災害があったことと関係があるかもしれません。H27年度補正の実施の際(2016年)には、4月に熊本地震が起きています。また、H29年度補正の実施の際には、6月~7月にかけて西日本豪雨が起きました。

これらの自然災害と補助金の何の関係があるか?ということですが、例えば西日本豪雨であれば、被災した補助対象企業の事業期間延長などの措置が図られています。また、H29年補正の2次公募では、罹災証明が提出できる企業は加点対象となるなど、公募条件にも手が加えられています。また、これは推測になりますが、被災した地域の中央会で、人員面やインフラ面で受付体制が整わないなどという事情があってもおかしくはなさそうです。

反面、このような大きな自然災害等がなければ、1次公募から2次公募は、それほど間を置かずに実施されるとみることも可能だと思います。

国土交通省関東地方整備局の資料から推察する

ところで、国土交通省関東地方整備局が6/13ごろに、ものづくり補助金に関する資料を公開しています。この資料は、どうもICT施工(i-construction)に関する資料のようですが、その実施をものづくり補助金の支援を受けてやりましょうという告知資料のようです。

この資料の中に「H30補正ものづくり補助金2次公募要領 P1から抜粋」という文字が見えます。(赤線は筆者)

まだ今年の(H30補正の)2次公募は始まっていませんが、この資料には明確に「2次公募要領から抜粋」と書かれていますね。

このpdf文書のプロパティを見ると、6/13に作成された資料のようです。ここから推察できることは、もう2次公募の公募要領は概ねできあがっている(関係省庁等にも共有されている)、ということかもしません。もちろん、関東地方整備局の誤植の可能性もありますが。

ここからは仮定に仮定を重ねることになりますが、もしすでに2次公募の公募要領が出来上がっているとすれば、大きな自然災害等のない限り、1次公募の採択発表から間を置かずに2次公募が始まる可能性もあるかもしれません。早く公募をして、早く採択を出し、早く事業開始となるのが、中小企業にとっても望ましいはずです。このまま何事もなければ、7月上旬から2次公募が開始されると期待してもよいと当社では考えています。

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