おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
昨日午後4時ごろ、IT導入補助金2019 B類型の交付決定事業者が公開されました。当社が調べたところ、442者が採択されたもようです。公開された情報をもとに、少し分析をしてみます。
IT導入補助金2019 B類型交付決定事業者
IT導入補助金2019 B類型の交付決定事業者一覧は下記からご覧いただけます。
交付決定事業者数は442者。採択率は不明
公表されたPDFファイルに掲載されていた企業・個人事業者数を数えたところ、442者でした。(ただし、愛知県の交付決定者に「髙橋 誠」という方が重複して掲載されていました。同姓同名かもしれませんが、リストの誤りの可能性もあります)
なお交付申請者数が公表されていないので、正確な採択率を割り出すことはできません。もともとB類型に認定されたITツールも限られていると思われますが、情報がありません。
A類型が3,756者であったのと比べると、B類型の採択者はおよそ9分の1です。かなり少ないのは間違いありませんね。
都道府県別の交付決定企業分析
交付決定を受けた企業の都道府県別分析をしてみました。岩手県、鳥取県、高知県は交付決定企業がゼロという結果です。
2次公募は7/17から。予算の残額はどの程度か?
2次公募が7月17日から開始されますが、予算の残額はどの程度でしょうか?1次公募A類型の3,756者が、全て150万円の満額交付をうけたと仮定すると、56億円の予算消化になります。また、1次公募B類型の442者が、全て450万円の満額交付をうけたと仮定すると、約20億円の消化となり、A類型・B類型あわせて76億円の消化になります。
すべて満額交付とは思えないので、実際はその3分の2程度と仮定すれば、ちょうど50億円程度となりますね。事業者に交付する金額に加え、事務局運営費などが必要になりますので、トータルで55億~60億円程度の消化でしょうか。そうなると2次公募のこうふけって企業数は、1次公募をやや下回る程度になるのではないかと推察できます。
なお、当社のB類型支援は、1企業中0企業が交付決定
当社はB類型で1つの企業を支援しましたが、残念ながら交付決定を受けることはできませんでした。地域経済牽引事業計画の認定というレアな加点項目を満たしていたのですが……。