ものづくり経営革新等支援機関

当社は本日3歳になりました。これからは3歳児としてやっていきます。

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

当社は本日で3度目の創立記念日、そしてブログ1050日連続投稿を迎えました。今年はコロナの影響で当社の経営も厳しい状況が続きますが、今後もいきあたりばったりでやっていきたいと思います😊

今年の売上はかなり厳しい

突然ですが、今年の売上はかなり厳しいです💦今期の着地予想は、去年と比べてよくて2割減、悪ければ2.5割減になりそうです。まあ去年が良すぎたというのはあるんでしょうけどね(今年と一昨年と比べるとほぼ同等ですので)。

今年の売上が厳しい理由はやはりコロナの影響です。まあこのブログの読者の皆さんは、僕のことを「補助金屋さん」だと思っているでしょうが、製造業メインの現場改善コンサルティング業務が本当はメインなんですよ。コロナの影響で現場に入れなくなったので、この領域の顧問契約がごっそり抜けたのが、一番インパクトがありましたね。

もちろん補助金支援も減収です。当社の場合は、比較的規模の大きな製造業を中心に補助金支援をしていましたが、景気が流動的になると設備投資意欲が低下します。そうすると「補助金も止めておこっかな」となるんですね。

こうした理由で売上が2~2.5割減りそうだというのが今年の偽らざる状況です。

よかった点もなくはない

売上が減るのは痛手ですが、コロナ禍でよかった点もなくはありません(強がり)。一番の収穫は、ブログやYouTube、有料動画配信などのコンテンツ収益が大幅に伸びたという点です。大幅に伸びたといっても、それまでが雀の涙だったので、額としては大したことはありません。しかし新しい収益源としての可能性が伺えたのは収穫でした。

YouTubeも昨年9月から「飽きたら止めよう」というくらいの軽い気持ちで始めましたが、月に万円単位の収入にまで育っており、軽微な顧問契約1件分と同等の収益源になっています。有料動画配信やブログ記事からの広告収入にいたっては、それなりの顧問契約と同等分くらいの収益源になっていますね。コンテンツ関係が伸びた背景は、コロナの影響で集合型研修・セミナーがやりづらくなり、一気呵成にオンライン形式が普及したことにあります。

地味にアクセスを伸ばしているのはこの動画です。実はこの動画については問い合わせもポツポツあって、内部監査教育用に使いたいというニーズがあるようです。外部の内部監査員研修などは中止となっているところが多いでしょうからね。

オンラインセミナーでもセミナー効果は低いとは言えず、今後はオンライン形式が主流になると思います。もちろん対面型セミナーにもよい面はたくさんありますが、両方に対応できる事業者が生き残っていくでしょう。その点では、動画配信を昨年からやっていたのは、当社にとってラッキーでした。

これからもいきあたりばったりで何でもやっていこう

何度もこのブログで書いていることですが、当社には経営理念もビジョンも戦略も目標も、なんにもありません。いきあたりばったりです。コンサルなのにけしからんでしょ?でも言っときますが、いきあたりばったりも立派な「戦略」なんですよ。いきあたりばったりと書くと印象悪いですが、現場の状況を常に考慮にいれて、適時に経営判断を行っていくのは、カナダ・マギル大学デソーテル経営大学院のヘンリー・ミンツバーグ教授の言うところの「創発的戦略」です。

YouTubeを始めたのも、たまたまツイッターのフォロワーさんがやってるのを見たから、というイージーな理由なんですよね。でもそれが奏効して、今後の収益源になる可能性を見出したわけですよ。これは頭の中で無理やりひねり出す戦略や計画では実現できなかったことだと思います。僕の頭の中には、YouTubeをやるなんて、まったく考慮に入れてませんでしたからね。

この変化の早い時代、特にコロナのような荒れた時代に、僕ごときが頭の中でひねり出すアイデアなんて大したもんじゃないんですよ。現場に吹く風を感じ、風を読み、軽い気持ちでやってみる。ダメだったらやめる。こういう経営が当社にはあっているんだと思います。

ところで3歳というと、うちの娘氏が「なんで?」「どうして?」と世の仕組みについて好奇心を抱いた時期です。この頃の子供は、自分の現実的な将来像を具体的に描き、そこから逆算して生きるようなことはしません。目の前にある具体的なものに関心を払いながら世界に対する認知を広げていく発達段階にあります。3歳になったばかりの当社も、3歳児らしく目の前の事象に興味をもって、なんにでもチャレンジしていこうと思います😊

  • B!

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