おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
中小企業庁技術・経営革新課横田純一課長は、3月22日に行われた「牧原秀樹&中小企業庁 徹底解説!事業再構築補助金オンラインセミナー」において、「できれば今週中にも(募集を開始したい)」と述べました。
「牧原秀樹&中小企業庁 徹底解説!事業再構築補助金オンラインセミナー」(無料・登録不要)
3月22日に行われた「牧原秀樹&中小企業庁 徹底解説!事業再構築補助金オンラインセミナー」の動画は下記から無料で閲覧できます。このオンラインセミナーでは、事業再構築補助金の主幹部門である中小企業庁技術・経営革新課の横田課長が自ら質問に答えています。質疑には、これまで公になっていない新情報がたくさんありますので、ぜひご覧ください。
本動画の中で、中小企業庁技術・経営革新課横田純一課長は、事業再構築補助金の募集開始時期について下記のように述べました。(動画41:19ごろ)
予定としては3月中に募集を開始する予定でございまして、もうあの一週間以内にも募集を開始したいというようなスケジュールでございます。
こう発言した上で、次のようにも述べました。(動画58:10ごろ)
公募開始は先程申し上げましたように本年3月中ということにさせていただいておりまして、できれば今週中にもということでございますけれども、ひょっとして来週になってしまうかもしれません。
このセミナーが開かれたのは3月22日です。この日に「できれば今週中にも」という課長の発言ですので、早ければ3月26日までに募集が始まる可能性があります。
事業再構築補助金公募要領は、公募開始と同時に公表する予定
ところで3月23日、経産省サイトの「事業再構築補助金に関するよくあるお問合せ」におけるQ5とQ19が更新されていました。Q5では次のように変更されています。
Q5.事業再構築指針や公募要領はいつ公表されるのか。
事業再構築指針PDFファイルおよび事業再構築指針の手引きPDFファイルを3月17日に公表いたしました。公募要領については、公募開始と同時に公表する予定です。
もともとのQ&Aでは「事業再構築指針や公募要領は事業者の方々が事前に申請の準備をしていただけるよう、公募開始前には公表することを予定しております。」という表現でした。それが「公募要領については、公募開始と同時に公表する予定です」と変わっています。
このこと(公募要領については、公募開始と同時に公表する予定)から推察すると、公募要領も今週中に公表される可能性があります。
公募開始と申請開始時期は異なる可能性もある
公募要領の公開と公募開始は3月26日までに行われる可能性がでてきましたが、申請開始時期はずれ込む可能性があります。
これは兄弟施策の「ものづくり補助金」での最近の傾向ですが、公募開始時期と申請開始時期が異なっています。例えばものづくり補助金6次締切のスケジュールを見てみましょう。
ご覧のように、公募開始日と申請受付日が異なっています。電子申請システムの準備の問題なのだと思われますが、事業再構築補助金でも公募開始日と申請受付開始日が異なる可能性があります。場合によっては、申請受付から応募締切日まで日数が少ない可能性もありますので、公募開始と同時に事業計画書の作成に着手をするほうが望ましいです。
来年度にかけて募集は4~5回の予定。4月末頃に最初の締切の予定
今後の募集回数や第1回目の締切について、セミナーでは横田課長は次のように言及しています。(動画1:00:30ごろより)
1回申請を受け付けてそれで終わりではありません。だいたい4回から少なくとも5回くらい、来年度にかけて募集をすると計画してございます。
(中略)
できれば第1回の締め切りは、4月の末に……まあ3月の末が公募開始でございましたら、4月の末にやりたいと思っておりますけれども……(後略)