ものづくり経営革新等支援機関

生きづらい原因を探ることに、意味はあまりない

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

最近補助金のことにかまけてばかりでおろそかだったエモブロです(本当はエモブロ書きが本業の当社です)。うつがきつかった時「いったいなぜ、僕はこんなに生きづらいのか」ということを真剣に考え、そのメカニズムを図にしてみたことがありました(理屈っぽい僕らしいやり方💦)。

生きづらいメカニズムの図として、こんなのができました

「いったいなぜ、僕はこんなに生きづらいのか」というメカニズムを図にしたものがこれです!(こないだたまたま久しぶりに見つけた)。身内の恥も自分の恥もいろいろかいてますけど、全公開します。

めんどうくさいので、詳細な解説はしませんが😅、端的にいうと、生まれ育った家庭に根本原因があって、そこにいろんなストレスが加わると、怒りや自己嫌悪が生じて、悪循環を起こしているということを、グダグダと書いているだけです。

この図を作って何に使ったか?

この図を何に使ったかというと、配偶者様に対して、僕がなぜいつも不機嫌で、怒鳴ったり、無視をしたりするのかを、説明するために使いました。今は多少は軽減されていますが、娘氏が生まれたばかりのころは、配偶者様にそういう態度をとっていたんですね(まあはっきりいって精神的DVですね)。

納得してくれたのかどうかはわからないけど

「こういうのを作るのは、あなたらしいよね……」

と言われました😅

また、この図はカウンセラーさんにも見せましたね。カウンセラーさんにも、僕が生きづらいと思っている理由を知ってもらいたかったですからね。

しかし、いざ見せながら説明しようとすると、

「あっ、見せなくてもいいですよ」

とあっさり言われたんですよ😅

せっかく苦労して作ったのに!!と思う僕であったけれども

「原因を知ることは大切ですけど、原因を取り除くことは必ずしもできないでしょ?他人の言動を制したり、過去に戻って機能不全家族を立て直すことができると思いますか?」

というカウンセラーさんの言葉に、ぐぬぬ……となる僕。

カウンセラーさんからは

「ご自身が苦しい原因の追求はもうこのくらいでいいでしょうから、怒りのデトックスをやっていきましょうか」

という言葉をもらい、その後、原因の究明をすることは止めました。怒りのデトックスというのは、下記の記事でも書いた方法のことで、自分の中でくすぶる怒りの感情を燃やし尽くす作業のことです。

世の中は相対的。怒らない自分になるには、怒ることを覚えなければならない

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 かつて僕が悩んだことのひとつに「怒る自分をやめたい」ということがありました。いろいろな本を読んだり、試行錯誤したり、カウンセラーに相談 ...

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久しぶりにこの原因究明図を見た感想

この図を見たのはかなり久しぶり(7年ぶりくらい?)なんですが、今見ても

「まあ、確かにあまり意味ないかな」

という感想が正直なところですかね。

だいたいこういう分析の結論は、その時に読んだ本や、聞いた話の影響が色濃く残ってるんですよ。僕はこの図を作った当時は、いわゆる「毒親本」にハマっていたので、それに引きづられて根本原因を「親が悪い」にしてしまったのだと思う。

現在は「男らしさからの脱却」にハマっているので、今このような図を作ると「男らしさ」が根本原因にくるんじゃないでしょうかね。自分の頭で原因分析した気になっているけれども、実はバイアスによって、結論ありきの分析になっていく。しょせん、一人でやる原因分析なんてその程度だと思いますね。複数人でやれば多少はマシかもしれないけど、果たしてそこまでやる必要があるのか、という話でもありますし。

原因がわかったところで、カウンセラーさんの言うように、原因が過去にあったり、他人の言動にある場合は、その原因をなくすのは不可能と言ってもいいわけです。原因を究明してそれを取り除くというのは、(特に科学的な)問題解決の基本ではあるけれども、こういう心の問題には必ずしも当てはまらないのかもしれません。

結局、生きづらさを解消するには、その時々で生じるストレスに対する向かいあいかたを変えるしかなく、それには原因がわかっていようがいまいが、あまり関係ないのではないかなと今は思っています。

  • B!

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