先日、うちの娘がおたふくかぜになりました。幸い、予防接種が効いたのか、ほとんど熱らしい熱も出ず、本人はいたって元気。しかしおたふくかぜはウイルス感染症なので、保育園への登園はできません。
さて、こういう時こそ、僕が独立開業してフリーランスになった本領の発揮しどころです。子どもの急病に際して、フリーランスにはどんなメリットがあり、どんな課題があったのかをまとめておきたいと思います。
会社勤め時代よりも精神的に楽!
子どもの体調のことはもちろん心配ですが、会社勤めをしていたときに比べると、フリーランスの今のほうが精神的にはずっと楽です。自分の仕事の納期さえ守れていたら、誰に気兼ねすることなく、いつでも病院に連れていけますからね。内向きの仕事(社内会議や社内資料作成など)を、フリーランスだとしなくてよいので、とにかく家族のこととお客様のことだけを考えていればよいというのがシンプルでいいんです。
しかし、自分のスケジュールにバッファは必要
しかし今は補助金申請シーズンの真っただ中に加え、年度末も重なっており、僕としては大変な繁忙期です。ほとんどスケジュールがパンパンに詰まっています。病院に連れていくのはいつでもよいという反面、病院に連れていく時間はどうしてもかかってしまいますから、その分作業が遅れてしまうのは仕方のないことです。
このような突発的で不慮のハプニングが起きたときでもスケジュールに乱れがないよう、ある程度のバッファ(仕事の余裕)は必要だな……と痛感しました。これ、製造業と一緒ですよね。生産能力の余力がないと、ちょっとのトラブルですぐ納期遅れになってしまいます。繁忙期だからといって、予定をパンパンに入れてしまったことを反省しました。。全速力で走らなければ回らないのは、ビジネスモデルが悪いんですよ(きっぱり)。8割くらいの力加減で成り立つような事業構造を構築しないとダメなんでしょうね。
今回は子どもの急病だったので、自分の生産能力には大きな影響はありませんでした。しかし自分が急病になることも当然ありうるので、100%の全速力で走る仕事のやり方からは脱却しないといけませんね。
意外とできそうだと思った、看病しながらの在宅勤務
今回の子どもの急病で、ちょっとの間でしたが、看病しながらの在宅勤務をしてみました。子どもの病院の待ち時間が2時間近くあったので、家で仕事をしながら子どもを遊ばせていたのです。
一人の時ほどはもちろん集中はできませんが、もうすぐ6歳ともなると、ある程度は一人で遊んでくれますので
「おっ、これはもしかして、看病しながら在宅勤務でも、ある程度いけるんじゃないか?」
という気持ちになりました。電話がかかってきたらちゃんと静かにしてくれるし、たまに仕事をしている僕にまとわりついてはきますが、僕の横に座ってお絵かきしながら遊んでいてくれました。乳児の時はさすがにこういう働き方はできないでしょうけどね。