ものづくり経営革新等支援機関

セブンイレブンのペットボトル自動回収機を使ってみた(ボトルtoボトル体験)

https://imamura-net.com

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

先日、娘氏と一緒に、セブンイレブンのペットボトル自動回収機を使ってみました。ここで回収されたペットボトルは、100%リサイクルされるという代物です。

セブンイレブンのペットボトル自動回収機と「ボトルtoボトル」とは

セブンイレブンでは2017年から「ボトルtoボトル」という事業を行っています。我々のような一般消費者が飲み終えたあとのペットボトルを、セブンイレブンで回収し、それをそのままリサイクルメーカーに収集運搬し、100%再生ペット樹脂使用のペットボトルとしてリサイクルするという事業です。

https://www.7andi.com/company/challenge/11828/1.html

「ただのペットボトルの回収じゃん。自治体の回収と何が違うの?」と思うかもしれませんが、これは自治体の回収と相互補完的な役割を果たしています。この記事によると、「(自治体の資源ごみ回収の)資源収集のタイミングを増やしてほしい」という住民の要望に行政が応えられないので、セブンイレブンが店頭にペットボトル回収機を設置しているのを利用して、住民がいつでも資源ごみ(ペットボトル)を廃棄できるようにするという趣旨で活用されています。

端的に言うと、家庭で出たペットボトルゴミを、セブンイレブンで捨てられる、というわけなんですよね。通常、家庭ごみをコンビニ等で捨てるのはご法度です。これは厳密に言うと不法投棄にあたります。しかしこのセブンイレブンの「ボトルtoボトル」がすごいのは、それを許容して、行政の資源ゴミ回収と相互補完的な位置づけになっているという点です。(それでも法律上は不法投棄ではないかと思うのですが、どうクリアしているのかが気になります)

ただし、100%リサイクルをするために、ラベルが剥がされ、ボトルの中が洗浄されたものしか受け入れられません。したがってコンビニで買って飲み干したものをすぐさまこの自動回収機に入れる、ということができません。あくまでも家庭で消費したものというのが前提になっているのも、ここからわかります。

セブンイレブンのペットボトル自動回収機を試してみた

最近になって、ようやく当社の地元の兵庫県でも自動回収機が置かれるようになったので、娘氏と一緒に試しに行ってきました。娘氏とは先日もクリーンセンターに見学に行ったのですが、プラスチックごみについて懸念していることもあり、とても関心をもってついてきてくれました。

これが回収機です。驚くことにタッチパネル搭載でした。

タッチパネルを操作して、ペットボトルを入れます。キャップなし、ラベルなし、洗浄済み、潰れていないものという制約があります。そうでないと、流通経路のどこかで選別をするという手間が発生しますので、リサイクルをするための効率が落ちてしまうのでしょう。

回収機にペットボトルを入れると、扉が勝手に閉まります。

このときは2本を回収してもらいました。

めちゃめちゃ簡単ですし、資源ごみの回収日を待たずに、家庭で発生したペットボトルを捨てられるというのはなかなか便利です。今度はたくさんペットボトルを準備して回収してもらおうと、娘氏と約束をしました😊

  • B!

最近の人気記事

1

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 国際標準化機構(ISO)は、現行のISO9001:2015(品質マネジメントシステム規格I)を改訂する準備を進めているようです。現在の ...

2

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 2024年2月、ISO(国際標準化機構)は、マネジメントシステム規格に「気候変動への配慮」を盛り込む形で規格の一部を改定しました。今回 ...

3

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 5Sの考え方がISO9001や14001の運用に役立つことがあります。その逆もあって、ISOの仕組みが5S活動に役立つこともあるんです ...