おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
ものづくり補助金の加点項目を満たすために、このたび経営力向上計画の認定をとろうとしている企業も多いのではないでしょうか?
どの程度の日数で、経営力向上計画は認定されるのでしょうか?近畿経済産業局のデータをもとに分析してみました。
57%が7日以内、85%が14日以内という結果に
近畿経済産業局では、認定に要した日数のデータを公表しています。下記のリンクにpdfファイルがありますが、そこでデータを見ることができます。
ここでもデータを引用しますね。57%が7日以内、85%が14日以内という結果になっています。
所要日数 | 件数 | 構成比 |
7日以内 | 2,262 | 57% |
14日以内 | 1,114 | 28% |
21日以内 | 302 | 8% |
28日以内 | 124 | 3% |
35日以内 | 53 | 1% |
42日以内 | 35 | 1% |
49日以内 | 24 | 1% |
50日以上 | 41 | 1% |
合計 | 3,955 |
ただし近畿経済産業局は短めであることに注意
どうですか?2週間以内に認定を受けている企業が85%ということですね。ものづくり補助金の加点を受ける場合は、交付決定までに経営力向上計画の認定を受けなければなりません。交付決定がおそらく6月中ですから、どんなに長くても40日~50日程度で認定がなければまずいわけですが、このデータを見ると99%の企業が49日以内に認定を受けていますから、まずまず安心はできそうです。
ただし、ほかの地域の経済産業局や、ほかの省庁の地方局(例えば近畿農政局など)と比べて、近畿経済産業局での認定に要する日数は短めであることに留意が必要です。なぜかというと、近畿経済産業局は、ほかの窓口と異なり、独自のExcelフォーマットでの申請受付を行っているためです。このフォーマットで申請をすると、最短で5営業日で認定がおります。そのほかの窓口は、郵送でのやりとりが必要になることもあり、認定はこれほどスムーズにはでません。
(このやり方は、関東経済産業局や中部経済産業局でも採用されています)
提出前のダブルチェックや修正依頼への対応はすばやく!
1日でも早く認定を受けるにはどうすればいいでしょうか。原則、記入漏れや記入間違いがないように、提出前にダブルチェックを欠かさないことです。
もうダブルチェックをせずに出してしまったという場合は、万が一修正依頼があった時は、速やかに修正をし、再提出をしてくださいね。