ものづくり経営革新等支援機関

今日、鎌倉へ行ってきました(昨日ですけど)

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

東京出張のついでに鎌倉へ行ってきました(26年ぶり2回目)😊(さだまさしの『縁切寺』を口ずさみながら)

鎌倉駅から若宮大路を通って鶴岡八幡宮へ

実に26年ぶりの鎌倉。前回は大学4回生の時。就職も卒業も決まってやることがないので、ぼくはしばらく東京の友達の家に泊まり込んでいたんですよね。んで、藤沢にはぼくが小学校のときの同級生が住んでいたので、そいつとも合流し、男3人で鎌倉ツアーをしたのでした。

あのときは車で移動したので、鎌倉駅を見るのは初めてだなあ。

駅には北条義時のラッピングタクシーが走ってました😊

若宮大路の二の鳥居。コロナに対する行動規制が緩くなったからか、かなりの人の出でした。

鶴岡八幡宮の例の階段。大銀杏は台風で折れてしまったので、今は若い木が生かっていました。これが何百年かしたら、また大銀杏になるのかなあ。

こちらがたぶん、元の大銀杏。ちなみに公暁が銀杏の木に隠れて実朝を討ったというのは、江戸時代の『鎌倉物語』に書かれたのが初見のようなので、事実かどうかはわからない……といういか、限りなく創作っぽいらしいんですよね。(倒壊したときに中心部が崩壊していたため、この銀杏の樹齢もわからないらしい)

北条執権邸の宝戒寺

鶴岡八幡宮に続いては北条執権邸跡にある宝戒寺に行ってきました。最近、霜月騒動とか嘉元の乱とか、鎌倉末期の内輪もめがすごく面白くて💦その陰謀の中心である北条執権邸には足を運びたかったんですよね。(陰謀好きなおじさんなので)

北条一族慰霊のために、後醍醐天皇が足利尊氏に命じて建立したという宝戒寺。その後に後醍醐天皇と尊氏の決裂を知っている後世の人間からすると、そのエピソードにもまたいろいろと思いを巡らせたくなります。

これが慰霊塔。どう見ても新しい慰霊塔なのでガッカリ……まあ案内板にも書いてましたが、火事や廃仏毀釈のため、寺自体が昭和期に再建されたと書いているので仕方ないですね。

時間がなかったので北条高時が自害をした「腹切りやぐら」までは行きませんでしたが、『太平記』によると、東勝寺合戦で873人の北条一族と家臣が自害、鎌倉中の死者は6,000人あまりを数えたそうです。まあ『太平記』なので、数字は膨らませているでしょうけど。

どうでもいいですが、この時代の武士って、戦いで不利になるとすぐに自害するんですよ。北条一族もそうですけど、このあとの中先代の乱では、信濃国司の清原真人も追い詰められて自害、関東廂番の岩松・渋川も自害、下野守の小山秀朝も自害、足利一族の細川頼定も自害、時行方の諏訪頼重も自害。戦国の武将だったら、野戦で負けたくらいで自害しませんよね。(まあ築城技術とかが全然違うので、単純な比較はできないでしょうけど)。

そういや尊氏も、なんかあるとすぐに腹を切ろうとしてましたしね(でもその後になぜか劣勢をひっくり返す戦いをするが)。『太平記』は軍記物だからか、ドラマチックに脚色してるんですかね。

北条泰時邸跡

そしてぐう聖であり「俺たちの泰時」こと北条泰時邸の発掘現場が保管されているところにきました。

そうそう、歴史好きにとってはこういうのがいいんだよ。こういうのが。

当時の若宮大路は、今よりもちょっと東寄りにあったんですね。

だいぶ移動して江ノ島の龍口寺に

この日は帰りの飛行機の都合で、自由になる時間が4時間くらいしかなかったので、鎌倉はこのくらいにして江ノ島へ移動しました。ええ、湘南の海を見に行くのではなく、日蓮上人が処刑されかかった(けれども謎の超常現象で助かった)という龍口寺に行ってきました(ちなみに海は見てません)。

今でこそ、日蓮上人の龍ノ口法難を記念?してお寺になっていますが、ここは鎌倉時代に刑場だったらしいんですよね。だから日蓮上人もここで処刑されかかったんですけど、その他にもモンゴルの使者がここで処刑されたり(外交使節を処刑するって相当ヤバいですよね)、今をときめく「逃げ若」こと北条時行もここで処刑されたという伝承があります(生存説もあるにはある)。時行がここで処刑されていたとすると、得宗家終焉の地でもあるんですよね。

鎌倉や江ノ島あたりは急峻な崖が多く、崖をくり抜いた洞窟みたいなものをいくつか目にしたことが印象的でした。雰囲気だけでいうと神戸の須磨っぽいんですけど、層理面がほぼ水平で、これが関東ローム層なのかしら。須磨とは地質が違いますね。(須磨は花崗岩ですからね)

腰越状はあったかなかったか?

龍口寺から10分くらい歩いて、腰越状で有名な満福寺へ行きました。像がいちいち俗っぽくてとてもよい。

ちなみに腰越状については「吾妻鏡」に書かれていますが、色々と問題が指摘されています。腰越状の実在性はもちろん、義経が本当に腰越で足止めされたかどうかも定かではないそうですね。そもそも「吾妻鏡」は頼朝をサゲがちなので(源氏をサゲて相対的に北条をアゲる)、頼朝が身内に対して冷たいっていうイメージを強調するための作り話ではないかという説もあるそうですね。

これを逆手にとってか、『鎌倉殿の13人』では、なんと平宗盛に腰越状を書かせるというアクロバティックな展開になっていて、これはこれで面白い表現だったと思います。

ホントか?と疑ってかかりたくなる義経公手洗いの井戸。こういう崖のあたりって、地層から水がよく湧くんですよね。

ここにも崖をくり抜いた謎の洞窟(というかトンネル)。関東ローム層って掘りやすいんですかね。

この日のお昼ごはん

地元の名物といわれるしらすの入った海鮮丼をいただきました😊

この日の戦利品

若宮大路沿いにあった「侍気分」さんで、中先代の乱グッズをゲット!😊

まずこれが中先代の乱マグカップ。

そして超レアアイテムである中先代の乱Tシャツもゲットしました!😊

  • B!

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