ものづくり経営革新等支援機関

プロバイダとVPN接続方式を変えるとping値はどう変わるか(その2)

https://imamura-net.com

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

前回「プロバイダとVPN接続方式を変えるとping値はどう変わるか」という記事を書きましたが、その後両拠点とも同じプロバイダ(nuro光)・同じ回線種別(光ファイバ)で検証をしてみました。結果としては、遅延が大幅に減少しました😊

前回の記事はこちら

プロバイダとVPN接続方式を変えるとping値はどう変わるか

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 当社では最近、プロバイダとVPN接続方式を見直しました。これらの条件を変えると、拠点間のping値はどう変わるかを、実測して検証しまし ...

続きを見る

検証条件

  • 2拠点のwindows機間のping値を測定 ※windows機は変えずに測定しています
  • VPN接続方式は、①SoftEther VPN(相手先ルータに付与されたグローバルIPを直接狙う)、②SoftEther VPN(VPN Azure)、③OpenVPN(IDCFクラウド経由)の3パターンで測定
  • pingはwindowsのコマンドプロンプトで計測。最初の計測値(ping4回)の平均値を計測。

イメージ的には下記のとおりです。

拠点Aがnuro光(2G)・拠点Bもnuro光(2G)

うちの近所(と言っても電車で4駅ほど先)にコワーキングスペースがあって、そこはnuro光を使っているとホームページに書いていたんです。というわけで、両拠点とも同じプロバイダ(nuro光)・同じ回線種別(光ファイバ)だと、ping値がどうなるのかを確かめてきました。

結果としては、遅延が激減!

①SoftEther VPN(直接)のping値も②のping値も一桁msです。IDCFクラウド経由でも32msと、これまでの2/3~1/2程度の遅延に収まるようになりました。

以前検証した、一方の拠点がeo光で、もう一方がnuro光だったパターンと比べても、遅延が大幅に減っているのは明らかですね。やっぱり同じプロバイダにすると違うなあ。

やっぱり体感としてはほぼ変わらない

ping値の違い歴然ですが、体感としてはやっぱり変わりませんね。一桁msの遅延でも、リモートデスクトップでYouTube動画を見ると、口の動きと音声がやっぱりずれていますからね。もう少し体感できる形で改善するかと思っていましたが、まあこのあたりがリモートデスクトップの限界なんでしょうね。

  • B!

最近の人気記事

1

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 国際標準化機構(ISO)は、現行のISO9001:2015(品質マネジメントシステム規格I)を改訂する準備を進めているようです。現在の ...

2

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 2024年2月、ISO(国際標準化機構)は、マネジメントシステム規格に「気候変動への配慮」を盛り込む形で規格の一部を改定しました。今回 ...

3

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 5Sの考え方がISO9001や14001の運用に役立つことがあります。その逆もあって、ISOの仕組みが5S活動に役立つこともあるんです ...