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逆ギレの背後にある心理とぼくの体験

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

週末のエモブロです。ぼくは人間ができていないので、自分を守るために逆ギレをしてしまうことがありました。自戒も込めて、なぜ逆ギレをしてしまったのか、当時の自分を振り返ってみたいと思います。

理不尽で自分勝手すぎる逆ギレ

もう7~8年くらい前のことですが、ある日、娘氏が「明日の朝はパンが食べたい」と言ったんですよ。その日、我が家にパンのストックがなかったので、「明日、早起きして買ってきてあげる」と娘氏に約束をしました。しかし翌朝、早起きしたぼくは仕事に夢中になり、パンを買うことを忘れてしまいました。

朝食の時間になって、まだ仕事をしているぼくを見た配偶者様が「私が買ってくるね」と言ってくれたんですよ。誰が見ても、思いやりのある配偶者様ですよね。でもなぜか、ぼくは怒りを感じ、「行かなくていい!俺が行くと約束したんだから!」と声を荒らげてしまいました。明らかにぼくが悪いのに、なぜか配偶者様に逆ギレしてしまったのです。

ホント、ひどい人間ですよね。モラハラDV夫ですよね……。(配偶者様には、あとでちゃんと誤りました)

逆ギレは「自己愛者の不安定な自己の防衛的現れ」

こうした逆ギレは、新潟青陵大学大学院の碓井真史教授が書いたこの記事によると「自己愛者(自分を不当に特別視する人)の不安定な自己(実は自信がない状態)の防衛的現れ(自分のプライドを守る行動)」とも言えるのだそうです。

つまり、ぼくの不安定な心が、プライドを守ろうとしてが逆ギレしてしまった、ということですよね。ぼくは、自分が娘の約束を守れなかったことへの罪悪感と、それを指摘されたことへの反発が複雑に絡み合って、感情が爆発してしまったのだと思います。いや、そんな分析をするまでもなく、理不尽な行動なんですけどね。

逆ギレの背後には、自分自身の心の不安や緊張、そして自己の価値観との葛藤が隠れている、と言われます。確かにこの頃(娘氏が3~4歳くらいの頃)は、仕事も育児も忙しく、余裕がありませんでした。余裕がないからと言って、逆ギレをしてもよいという理由にはなりませんが、当時は、自分の過ちを認めてしまうと、自分が保てなくなるギリギリのところに立っていたのだろうと思います。(だからといって逆ギレを正当化しているつもりはありませんよ。むしろ自己嫌悪してます)

環境を安定させることで逆ギレは減っていった

結局、自分の不安定さが原因だったわけですが、その後、仕事を辞めて独立して育児に時間を割ける体制を整えたり、娘氏自身も大きくなって手がかからなくなるにつれ、こうした理不尽な振る舞いは確実に減っていきました。

人間、余裕がないとホントにダメですね。逆ギレしながら、自分で自分がおかしいことを言っているという自覚が当時からありましたからね。意識を変えるとか、決意をするというだけではぼくの場合は全然ダメで、環境を変える(変わる)ことでしか解決ができなかったように思います。

自分でも、もうあんな理不尽な振る舞いはしたくありません。自分を追い込まずに、常に心の何処かに余裕を持っておきたいものです。

  • B!

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