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OpenVPNのクライアント側でMANAGEMENT:>STATEの状態で引っかかる場合の対処法

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

OpenVPN GUIを使ったクライアント側で、MANAGEMENT:>STATEの状態で引っかかってサーバーに接続できない事象がおきました。この原因と対処法3案を備忘録代わりに記します。

MANAGEMENT:>STATEの状態で引っかかってサーバーに接続できない原因

OpenVPN GUIを使ったクライアント側で、MANAGEMENT:>STATEの状態で引っかかってサーバーに接続できない事象がおきました。その時のOpenVPN GUIのログは下記の通りです。

ちなみにこの状態で1~2分待っていると、IPv4でつなぎ直して接続できるようになります。でも1~2分も待てませんよね。

下から2行目のUDP link remote: [AF_INET6]の後は、サーバーのIPv6アドレスが書かれています。ということは、IPv6で接続しようとして引っかかっているということですね。(ちなみにサーバー側のルーターでは、IPv6のポートマッピングができないみたいなので、IPv4で接続するしかないんですよ)

当方の環境として、OpenVPNのクライアント側のconfファイルでは、ルーターのWAN側のグローバルアドレスを狙っているのではなく、IPv6非対応のDDNSのアドレスを狙うようにしています。これも原因の一つですね。

対処法1:OpenVPNのクライアント側のconfファイルで直接WAN側のIPv4アドレスを記述する

これが一番手っ取り早いですが、デメリットとしてはWAN側のグローバルアドレスアドレスが振り替わったときに接続できなくなりますね。(かなり大きなデメリットではありますけど)

対処法2:クライアントPCのネットワークアダプタでIPv6を無効にする

コントロールパネルから、該当のネットワークアダプタを右クリックしてプロパティを表示します。(当方の環境では赤で囲んだアダプタ)

この中でIPv6の項目のチェックを外すと、IPv6が無効化されます。これのデメリットはなんだろうな……接続先によってはスループットが落ちるかもしれませんね。

対処法3:OpenVPN GUIではなくvpnux Clientを使う

vpnux ClientだとなぜかIPv6でのトライがなく、IPv4で接続しますね。これでもいいんですが、vpnux Clientはちょっともっさりしていて、OpenVPN GUIのほうが接続が早いんですよね。

  • B!

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