おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
昨日夕方、平成29年度補正予算ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金の2次公募採択結果が発表となりました。当社は5社の支援をしたのですが、すべての企業が採択されました。平成29年度補正(1次・2次あわせて)では、19件の支援中19件が採択。採択率100%という驚異的な結果を達成しました。この母数で採択率100%というのは、全国の支援者を見ても、ほとんどいないのではないかと思われます。
全国採択率は38.9%
今回の2次公募の全国採択率は38.9%でした。中小企業庁の発表によると、6,355者の応募のうち、2,471者が採択されたとのことでした。
平成29年度補正予算「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」(2次公募)について、平成30年8月3日(金)から平成30年9月18日(火)まで※の期間、この度、応募のあった6,355者について、厳正な審査を行った結果、2,471の補助事業者を採択しました。
※北海道厚真町、安平町、むかわ町の3町に所在する事業者に限り、公募期間を平成30年10月1日(月)まで延長しました。
過去のデータと比べてみましょう。過去6年、13回の募集での全体平均が40.8%であるのに対し、今回の採択率は38.9%でした。概ね、ものづくり補助金の平均採択率近辺に落ち着いたという感じですね。
平成29年度2次公募はスピード採択
当初の募集締め切りである9月10日から数えて49日、延長締め切り日の9月18日から数えて41日後の採択発表となりました。最近の傾向として、採択発表までの期間が50日を超える傾向でした。それと比較すると、かなりのスピード採択だったいえます。このようなスピード採択になったのは、事業実施期間が短く設定されていたため、応募総数が少なかったから、と思われます。
採択された企業は今後の事務処理を迅速に!
採択された企業の皆様、おめでとうございます。補助金の採択を受けた喜びはひとしおですね。
しかしこの採択結果をもって、交付が決定したわけではありません。これから数々事務処理、提出書類整備を行った上で、最終的に交付が決定され、支払がなされます。特にこの2次公募に関しては、事業終了期限が平成31年1月31日というかなりの短期間です。役所のやることですから、この日を一日でも過ぎてしまうと、補助金が交付されません。きちんと交付を受けるには、迅速な対応が必要です。
分からないことがあれば中央会の担当者に即尋ね、わかるまでしつこく訊くことを徹底してください。中央会の担当者に嫌われたから交付されなかった、などということはありません。嫌われてもいいので、何度もしつこくわかるまで食い下がり、事務処理を迅速に進めてください。
マネジメントオフィスいまむらのものづくり補助金2次支援 業種別実績
当社はこの1次公募で14社、2次公募で5社の支援を行いましたが、そのすべてが採択されました。大まかな業種分類としては次のような感じです。
マネジメントオフィスいまむらのものづくり補助金過去6年間の支援実績
今回の支援によって、平成24年度から6年間におけるものづくり補助金の実績は94件の支援となり、そのうち75件が採択という実績になりました。採択率は約80%です。
平成24年(2012年)度からの実績を、応募分野別でみると次の通りです。ものづくり技術分野に関しては、採択率は約87%です。
年度別の実績は次の通りです。単年度で19件の採択というのは、僕自身の記録も更新です。
今後、今回の公募を様々な角度から分析していきたいと思います!お楽しみに!