2月28日、中小企業庁が「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」の公募開始を発表しました
3/1追記
2月28日、中小企業庁が「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」の公募開始を発表しました。公募要領を解説しましたので、こちらもご覧ください
2/22追記
2/20に京都銀行が主催したセミナーで、近畿経済産業局担当者が「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業の公募開始は3月以降ではないか」と述べたという情報を得ました。公募期間は2ヶ月だそうです。
ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業(ものづくり補助金)に関心の高い人の間で、まことしやかに噂されるのが「公募開始は金曜日らしい」という噂です。この補助金に関しては、なぜか「金曜日」というのがキーワードになっています。それは、過去の公募開始や採択発表の日は、金曜日であったことが多いということから生まれているのですが、ちょっと検証してみたいと思います。
なぜ「金曜日」なのか
もう少し厳密に言うと、公募開始や採択発表は「金曜日の夕方に告知をする」ということが、よくささやかれています。真実かどうかは僕もわからないのですが、噂によると「金曜日の夕方に公表をすると、省庁や事務局に対する問い合わせの電話対応をせずに仕事を切り上げて、翌週まで逃げ切ることができるから」というものです。
さあ、本当なんでしょうかね?(^_^;)
過去のデータを検証する
ものづくり補助金は、過去5年間で、11回の公募が行われています。それらの募集開始日とその曜日を一覧でまとめてみました。こうやってみると、金曜日も確かに多そうですが、必ずしも金曜日に偏っているわけではなさそうですよね。
曜日ごとにまとめ、グラフにしてみました。
金曜日に公募が開始されている割合は37%です。確かに曜日の中では最も多いですが、それでも3回に1回の割合ですね。直近の平成28年度補正での公募は、月曜日の開始でした。
金曜日に続く割合なのが、月曜日です。もし「金曜日の夕方に公表をすると、省庁や事務局に対する問い合わせの電話対応をせずに仕事を切り上げて、翌週まで逃げ切ることができるから」という理由で、公募開始日を決めているとすれば、月曜日は最も避けられて当然ですよね。
採択発表日はどうか
採択発表日の曜日は、何曜日が多いのかも調べてみました。その結果が下記のとおりです。
これは金曜日がほぼ半数を占めていますね。ついで月曜日です。これはもしかしたら「金曜日」がXデーなのではなく、一般的に行政が何らかの情報を公開するのは、月曜日か金曜日が多いということなのかもしれません。
ということなので、僕の結論としては
「金曜日である可能性は高いが、一概には言えない」
というところかな、と思っています。
2/22追記
2/20に京都銀行が主催したセミナーで、近畿経済産業局担当者が「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業の公募開始は3月以降ではないか」と述べたという情報を得ました。公募期間は2ヶ月だそうです。