おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
通常国会が、1月20日に招集される見通しです。この通常国会では2019年(令和元年)度補正予算について審議されますが、予算はいつ成立し、ものづくり補助金公募はいつから開始となるでしょうか。過去のデータをもとに予測しました。
『通常国会20日招集を決定』
東京新聞の報道によると、通常国会が1月20日に招集されることが閣議決定されたそうです。
この記事によると、招集と同時に予算案を国会へ提出することになっているそうです。
2019年度補正予算案と20年度予算案を20日に国会へ提出することも説明した。
国会招集日からものづくり補助金公募開始まで過去の日程
ものづくり補助金は過去7年間にわたって公募が行われています。そのほとんどが、1月の通常国会で提出された補正予算で執行されています。
国会招集日からものづくり補助金公募開始までの日程について、過去7年間のデータを見てみましょう。
国会招集から予算成立までの平均日数は15.2日
過去のデータを見ると、国会招集から予算成立までの平均日数は15.2日ですね。この国会では「桜を見る会」の追求があると思われますが、それが予算審議日程にどのような影響を及ぼすでしょうか。
なお、平均日数通りに予算が成立するとなると、この国会での予算成立は2月4日頃と予想されます。
予算成立から公募開始までの平均日数は19.2日
また、予算成立日からものづくり補助金の公募開始日までの平均日数は19.2日です。予算成立の見込みを2月4日と仮定すると、ものづくり補助金の公募開始は2月23日頃でしょう。
ただし、中小企業庁が12月26日に公開したパンフレットによると、2020年実施ものづくり補助金の公募開始は3月と述べられています。
2020年実施ものづくり補助金は、中小機構に運営費を交付して行う基金形式の事業です。通年公募、複数回締切の導入など、これまでとは大幅に制度が変わることから、準備などに時間がかかるのかもしれません。
過去のデータによると、予算成立から公募開始まで、もっとも期間の空いた年(平成28年度)でも、34日間です。これを参考にすると、最遅のケースでは、3月28日頃になる可能性もあります。もうほとんど3月の終わりですが、昨年(2019年実施)のよう似、ファストトラック制度を設ける必要性もありませんし、通年公募、複数回締切の導入、ゆとりある事業実施期間等となることを考慮すると、早く公募を始める動機も、過去の公募ほどはないのではないかと思います。
というわけで当社では、3月下旬に2020年実施ものづくり補助金は公募開始ではないかと、この時点(1月14日の時点)で推測します。