おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
先日、ある会社の5S活動支援に行った時のことです。床のラインテープがはがれているのを見つけました。その場所の管理者に話を聴くと「ビニールテープで何度も貼りなおすんですけど、すぐにはがれるんですよね」とのこと。以外とラインテープをきれいに貼るテクニックって知られていないのです。
ビニールテープではこんな状態になりがち
ビニールテープは入手も容易で安くて扱いやすいので、すぐに線が引けるというメリットがあるのですが、その上を台車が通ったりするとすぐにはがれるんですよね。
粘着性の高いラインテープを買おう
粘着性の高いラインテープは、Amazonなどでも入手可能です。ただし業務用なので、値段は少しお高いですね。
カラーバリエーションもありますし、注意喚起のためのトラ模様のラインテープもありますので、少し高くても美観と張り直しの手間を省くためには、こういうモノを買ったほうがよいでしょう。
まっすぐ貼るにはラインテープディスペンサーというツールもある
使ったことのない商品を紹介するなと怒られそうですが、ラインテープディスペンサーというツールもあります。
工場などの床の場合、まっすぐかつある程度の距離をとってテープを貼るのは大変です。こういうツールを使っているという会社を見たことがありますが、値段はまずまずですね。レイアウト変更などが比較的多い会社などでは重宝されそうです。
仮置き場などのラインを引くときは、養生テープをラインテープの下に貼る
仮置き場など、短い期間だけ置き場を作りたいというケースもありますよね。その時にもラインをカンタンに引く方法があります。まず、粘着力の低い養生テープを下に引き、その上にしっかりとしたラインテープを貼ります。そうすると、仮置き場が不要になった時には、きれい&素早くテープをはがして、もとの姿に戻すことができますね。
テープでどうしてもだめなら、塗装もいいけど、アクリル板を貼るという手も
それでもテープの粘着力には限りがありますので、どうしてもはがれてしまうということはあり得ます。そのような時は、普通ならば塗装をするのでしょうけど、塗装は手間もかかります。
それならば!薄いアクリル板を買ってきて、それをライン幅に切り取り、接着剤で床にくっつけるという手もあります。見た目はすごくきれいですよ。これも切り貼りするのに手間がちょっとかかりますが、やり直しもできますから、塗装よりは難易度は低いかなあと思います。
いろんな方法がありますので、検討してみてください!