おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
個人事業主にとっては12月が期末。ここにきて今年度の収入・所得の見通しが立ったこともあり、ふるさと納税に初めてチャレンジしました。住民税の節税のためにと思っていろいろやりましたが、結論としては節税策というにはちょっと小粒で、おまけみたいなものかなと感じています(個人的感想です?)
寄付金上限額の計算方法
なかなかなじみがないのですが、住民税所得割(≒支払う住民税額)の2割程度が寄付金上限額と言われています。実際は所得税率に応じて割合が変わるので、2割というわけではないですが、詳しくは税理士さんに相談したほうが正確に算出してもらえると思います。
僕の場合は今年度、ふるさと納税以外にも様々な寄付をしてきたので(オレンジリボン運動や豪雨災害の義援金等)、それを考慮すると、ふるさと納税だけ60,000円程度が限度かなあというのがざっくりわかりました。
選んだ寄付先は大阪府熊取町
ふるさと納税の猛者?はよくご存知かもしれませんが、熊取町の返礼品は近畿日本ツーリストの旅行券なのです。還元率(寄付金に対する返礼品の価値の割合)は50%であり、金券という、総務省が激オコしそうな返礼品です?他にも静岡県小山市の返礼品にamazonギフト券などがありますが、おそらくこの手の返礼品は今年限りになるかもしれませんね。
6万円を寄付したので、3万円相当の旅行券が返礼品として送られてくるはずです。これで東京出張1回分の旅費くらいにはなりそうです。
節税対策としては小粒の印象
いろんなフリーランスの人の話を聞いていると、節税対策としてこのふるさと納税のことを挙げる人がいます。僕も「節税になるのならば……」という気持ちで調べましたが、前述の通り寄付金控除には上限額がありますし、ふるさと納税はどうせ支払う住民税の先払いに過ぎません。ですので、本当にこの返礼品の分くらいしかお得にならない気がして、これは「おまけ」に近いかなあと思っています(厳密にはもうちょっとお得になりますが)。
ふるさと納税よりも、小規模企業共済やセーフティ共済のほうがガツンと節税になりますので、それと比べるとやはり小規模感は否めませんね。ただ、ふるさと納税の申し込みは非常に簡単なので、手間がかからないという点はとてもいいと思います。返礼品を調べている時間も楽しいですしね!?