おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
クラウドファンディングで企業を支援するのがささやかな趣味なのですが、大好きな梅錦山川さんの日本酒(新酒&25年もののビンテージもの)を支援しました。商品が届きましたのでレビューしたいと思います?
梅錦山川さんと僕の浅からぬ縁
実は、梅錦山川さんとは浅からぬ縁があります(僕が勝手に思っているだけですが?)。というのも、僕の大学の同級生が梅錦山川さんで働いていたのです。同級生がかかわったお酒ということで、思い入れも格別。比較的全国流通しているブランド酒ということもあり、ことあるごとに愛飲していました。
その梅錦山川さんがクラウドファンディングで、新酒とビンテージ酒の飲み比べセットを出すというのですから、買わない理由はありません!
開封の儀
梅錦のロゴ入り紙テープがかっこいいですね~。四国中央市から来ましたが、僕にとっての梅錦は、いまだに川之江市のイメージです。
今年の新酒と1993年のビンテージ酒。琥珀色です。
なぜ1993年なのかというと、杜氏の山根福平が1993 年に「現代の名工」に選ばれ「労働大臣賞・卓越技能者表彰」を受賞したそうなのですが、その時に醸した酒を長期貯蔵していたそうです。そのビンテージ品は、この度初めて出荷されるのだそうで。
お手紙付きです。しかしクラウドファンディングって、もう立派な販路のひとつですよね。
試飲の儀
やっぱり味見をしたくなるのが人情というものです。まずは2018年の新酒から。しぼりたてのような若い味わい。久しぶりに梅錦を飲みましたけど、やっぱりおいしいですよね。淡麗でもなく濃厚でもない、辛口でもなく甘口でもない、どまんなかの味。どまんなかは無個性にあらず。むしろ酒の味わいが一番クリアに現れる、作り手に自信がないと出せない酒。
そしてビンテージ酒。日本酒のビンテージものってあまり流通していないので飲みなれないのですが、独特の甘みがあります。じゃっかん酸っぱい味わいであるのは仕方がないことです。むしろ25年も保存していてこの程度しか酸化していないというのが驚きです。
でもまあ正直に言うと、ちょっとビンテージ酒は僕の口にはあわないな?(酒は嗜好品なので、感想は人それぞれですね)
1993年の自分に会える酒
「25年前の酒」という物語は格別で、飲みながらつい「あの頃はどんなことをしてたかなあ」ということを思い出すものです。
1993年は僕が高校を卒業して大学に入学した年。産まれたところを離れ、一人で神戸にやってきました。でも寂しい気持ちなんかはみじんもなく、親との折り合いが悪かった僕は、一刻も早く家を出たかったので、すがすがしい気持ちで1993年を過ごしました。
僕の進学した大学はどうやら珍しいようで、大学なんですが「クラス」という概念があります。学力も関心も似た者だけがいるクラスですから、仲良くなるのは必然。今でも同級生とは頻繁に会っています。先週もプチ同窓会が1週間のうちに2件あったくらいです。
Jリーグが開幕したり、北海道南西沖地震で津波の恐ろしさが初めてメディアで公開されたり、新党ブームで自民党が政権を降りたという年でもありましたね。
こんなことを考えながら一杯やっていました。僕にとってこのビンテージ酒は、味わうものというよりも、25年という月日を飲むものになりそうです?