おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
昨日に引き続き、IT導入補助金2019の分析をします。本日は公募要領内にある審査項目を読み解き、審査で評価されるためにはどうすればよいかを考察します。今日は審査項目のうち、(1)事業面の具体的な審査における、3番目の審査項目について解説します。
IT導入補助金2019の審査項目
IT導入補助金2019の審査項目は下記の通りです。
今日はこのうち、(1)事業面の具体的な審査における、3番目の審査項目について解説します。
事業面の具体的な審査③
審査項目の3つ目は、下記の点です。
- 内部プロセスの高度化、効率化及びデータ連携による社内横断的なデータ共有・分析等を取り入れ、継続的な生産性向上と事業の成長に取り組んでいるか
正直なところ、これが何を意味しているのか、いまひとつピンときません。こういうことのためにITツールを導入するのだから、申請者すべてに該当して当然じゃないのか?という気もするからです。
あまり明確な根拠はないのですが、審査項目になっているということからもう少し深く推察すると、これは申請類型の選択のことを言っているのではないかという気もします。例えば申請類型選択画面では、次のものを選択できるようになっています。
この画面にあるキーワードと、審査項目③にあるキーワードには共通のものが見られます。例えば「効率化」「分析」「データ連携」などですね。
「社内横断的なデータ共有」というキーワードは、この画面上にはありませんが、公募要領P19以降の「別紙2:業種・プロセス一覧」を見ると、「汎用プロセス」の中にそれらしいキーワードが見つかります。
以上のことから推察すると、類型選択画面でより多くのプロセス・オプション等を選択しているほうが評価が高くなる、ということなのかもしれません。(ただしこれはかなり僕の主観であり、明確に断言できるほどの裏付けがないことも付け加えておきます)
別の角度から言うと、単機能のソフトよりも、複合的な機能を有するソフトのほうが評価されやすいということかもしれません。一般論で考えると、多機能のほうが生産性向上には寄与するとも考えることができます。無論、多機能すぎて宝の持ち腐れとなる可能性も否定はできないのですが。
あくまでもこの補助金の目的は「中小企業・小規模事業者等の生産性向上の実現を図ること」ですし、労働生産性向上目標も設定されています。それをクリアできるだけのプロセス改善に結びつくかどうかという観点で評価されていると考えることは可能でしょう。