僕が起業して、今日でちょうど1ヶ月がたとうとしています。前職の退職前に有給消化した時期を含めると、在宅勤務が2ヶ月になるわけですが、2ヶ月たってわかったことを備忘録代わりにまとめておきたいと思います。
そもそもなぜ「育児起業」したのか
妻とはお互い共働きなので、平日では娘の送り迎え、食事の用意、家の片付け等は分担してやっています。定時で会社をでないと園のお迎えの時間には間に合わないし、お腹の空いている娘にすぐにご飯を出したい。食事のあとはお風呂、寝支度、絵本を読んで、9時30分には就寝したい……というスケジュールで平日を過ごすとなると、夕方から就寝までは本当に戦場のような忙しさです。(いやまあ、戦場に立ったことはないんですけどね)
せめて通勤時間さえなければ……もっというと、日中の仕事の時間も、もっと自分の裁量で動けたらどんなに楽になるか……とここ数年思っていたので、起業を思い立ったわけです。
時間にはゆとりが生まれた
思惑通り、通勤時間がなくなったのが本当に大きかったです。往復で2時間弱、家事や仕事に充てられる時間が増えたわけですからね。この仕事(コンサルティング)は、ある程度仕事が自己完結するので、一人でやっていてもそれほどに困ることはありません。これまでも組織に属して同じ仕事をしていたものの、組織にどっぷりと頼り切っていたわけではないので、独立したデメリットもさほど感じないというのが正直なところでしょうか。
家で事務仕事をしている時などは、ちょっと眠くなれば30分ほど仮眠をとります。シエスタみたいでしょ?そうすると仮眠後の作業効率もあがるし、娘を寝かしつけた後でも活動できる余力が生まれるので、活動時間の総量が確実に増えています。
もちろん家族の時間も増える
増えたのは仕事のための時間だけではありません。もちろん家族との時間も増えています。午後に予定がないときは、娘を早めにお迎えに行き、遊びに連れて行くことだってできます。妻にお弁当を作るのも、これまでは「あーしんどいから今日はもう無理」と思っていたのが、必要な日にはほぼ毎日作ることができています。
平日にある程度の家事ができるゆとりが生まれると、休日の使い方も変わります。これまでは休日にまとめて食事の作り置きをしたり、掃除をしたりしていましたが、それも適度でよくなりました。これまでの休日は、家事も大量にこなし、その上で娘を遊びに連れていき、本当に(肉体的にも精神的にも)ヘトヘトになることが多かったのですが、そこまでのことはなくなったように思います。
しかし際限なく仕事をしてしまう
住環境と職場環境が同じであると、メリハリがつかないというか「ここからはプライベート、ここまでが仕事」という線引が難しく、気がつけばずっと仕事をしているということがあります。休日でも早朝や深夜でも仕事ができてしまうし、寝ても覚めても仕事をしているという感じです。まあ、独立開業直後で、口座を作ったり融資の相談に行ったりと、いろいろとやることが多いというのもあるんですけどね。今書いているブログについても、ついつい何か書いてしまいますよね。(ちなみにブログは今のところ、1ヶ月間毎日更新中です(*^^*))
若い頃は際限なく仕事をしてもいいのでしょうけど、さすがに40歳を超えるとこれもキツい。仕事のせいなのかどうかは定かではありませんが、先日など持病の偏頭痛が3日連続で起きてしまい、肉体的にも精神的にも疲れているんだなあと実感しました。これまでは偏頭痛も、月に1回あるかないかの頻度だったんですけどね……。
無理にでも仕事をシャットオフして休むようにしなければと思っていますが、つい気になっちゃうんですよね。
肝心の収入はどうか?
単月で見ると、この1ヶ月は大した売上はありません。ただこの1ヶ月間は営業の種まきに専念をしたので、来月以降に見込める売上がそれなりにあります。公庫から融資をうけているので、ある程度の売上が立ち始めるまでのキャッシュには問題がありません。正直なところ、独立当初は売上が見えないことにヤキモキしましたが、なんとかなるものです。
家族との時間にもゆとりが生まれ、収入も増えて……ということになれば、今までの働き方はなんだったんだ?ということになりますね。でも、それを目指して独立開業したのです。働き方改革は、まず自分から。自分の働き方が改革できなければ、お客様に改革の提案をしても説得力がありませんからね(^^)v