ものづくり経営革新等支援機関

「5分でわかる!自己資金30万円で経営コンサルティング業をイチから始めてみた」文字起こし

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

先日公開したYouTube動画「5分でわかる!自己資金30万円で経営コンサルティング業をイチから始めてみた」を文字起こししました。動画の内容が文字でわかります?どうぞご確認ください。

YouTube動画はこちらからご覧いただけます

まずやったこと。税務署に行く

まずやったことが「税務署に開業届と青色申告承認申請書を出しに行く」ということでした。いろいろとネットで調べてみると、開業届は必要だという意見があったり、不要だという意見があったりします。でも僕の場合は提出したのですが、理由は3つあります。

  • 屋号での銀行口座の開設
  • 日本政策金融公庫からの借入手続き
  • 経営革新等認定支援機関への申請手続き

これをするために開業届が必要でした。特に「経営革新等支援機関」はコンサルティング業をする上では認定を取っておいたほうが何かと便利でしょうから、開業届は出しておいたほうが良さそうです。

銀行口座の開設

次にやったことは、銀行口座の開設です。僕の場合は、りそな銀行で屋号付きの口座を開設しました。屋号付きの口座とは、口座名が僕の個人名ではなく「マネジメントオフィスいまむら」というような、個人商店としての名称ですね。

別に個人名の口座を使うことはもちろんできるのですけど、コンサルティング業は信用が大切です。個人名より屋号のほうが信用されそうですもんね。りそな銀行では、屋号付き口座が開設可能で、即日通帳発行してもらいました。月額維持費もかかりませんでしたね。

政策金融公庫から創業融資をうける

次に、お金を借りに行きました。政策金融公庫に300万円の融資をしてもらいました。実は自己資金は30万円くらいしかなくてですね…創業融資をうけなければやばかったんですよね。

僕の場合ですが、中小企業診断士の資格保持者であったことや、前職でも経営コンサルティングをしていたという経験があるためか、思ったほど面談でもキツイツッコミはありませんでした。

経営コンサルティング業の創業は、設備の先行投資なども不要ですし、自分1人から始められますので、それほど大きな資金は必要ありません。ただし、毎月の資金繰りの関係で、やはり借入額は300万円程度は必要だなと今になって思います。

創業当初にかかった費用は?(主に毎月の支払いを中心に)

大きな資金は不要だと言いましたけど、創業当初にはどの程度お金がかかったでしょうか。最初の3ヶ月で仕事に必要なものとして契約したものをまとめました。大雑把に言って、月10万円程度の支出からスタートした形ですね。

この他に自分の生活費や、交通費などの支出がありましたから、創業当初の損益分岐点は、おおよそ50~60万円といったところだったと思います。
この他、一時的な支出もありました。例えば、名刺を作ったり、adobeのacrobatを購入したり、プリンタを購入したりとかですね。

売上の確保はどうやった?

毎月50~60万円ほど売上……というか、キャッシュインがなければ、現金がどんどん減っていくって結構恐ろしいんですよね。

どうやって売上を確保したかというと、最初のうちは、前職の下請けという形で、前職の仕事を引き継いでやっていましたから、これでいくらかの収入がありました。しかしそれでも毎月50~60万円には届かないので、無料セミナーをしたり、ホームページの作成に力を入れました。この時、集客と認知度向上のために毎日ブログを書こうと決意をしまして、2017年11月16日から、毎日欠かさずブログの更新をしています。

  • B!

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