おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
近年の傾向ですと、年末年始にかけて、ものづくり補助金の「事前予告」資料が中小企業庁から公開されます。2020年実施のものづくり補助金の「事前予告」は出るでしょうか?出るとしたらいつくらいになるでしょうか。
中小企業庁に尋ねてみた
2020年実施ものづくり補助金の「事前予告」を出す予定があるかどうかについて、中小企業庁に直球で尋ねてみました。回答は「未定。公募の詳細は、公募開始まで出ないこともありうる」という回答を得ました。
昨年(2018年)にも同様の質問を、中小企業庁に対して、このくらいの時期にしたところ、事前予告をする予定はあるという回答だったと記憶しています(その時も、いつ事前予告を公表するかまでは教えてもらえませんでしたが)。
2020年実施のものづくり補助金は、これまでと大きく制度が変わることが予定されています。諸調整も必要でしょうから、この年末年始の段階では事前予告が出ないというケースも、当然にありうるでしょう。
もし事前予告があるとして、いつくらいになるか
もし事前予告があるとすれば、それはいつくらいの時期になるでしょうか。
平成30年度補正のときには、事前予告資料は2018年12月28日にでました。
平成29年度補正のときには、事前予告資料は2018年1月5日に出ています。
平成28年度補正のときには、事前予告資料は2016年9月13日に出ていますね。このときは補正予算の編成が例年よりも早く、公募開始も11月14日でした。
以上のことから、もし事前予告があるとして、年末年始ごろ、もしくは公募開始から2ヶ月ほど前の時点である、という推測ができます。
事前予告はなくても事務局の公募要領は公表されるはず
事前予告の資料は公表されなくても、事務局の公募要領は公開されると思われます。事務局の公募要領にも、企業に対する公募についての情報が記載されてますので、事前情報のひとつとして参考にすることができそうです。過去の公募において、事務局の公募がいつ行われたのかを振り返ってみましょう。
これまでの傾向を踏まえると、事務局の公募も年末年始、もしくは公募開始の1~2ヶ月ほど前に行われる可能性がありそうですね。2020年実施ものづくり補助金は、中小機構に対して運営費交付がなされますので、もしかしたら事務局の公募に関する文書も、中小機構から出るかもしれません。
年末年始は、中小企業庁、中小機構、全国中央会のホームページを要確認ですね。