おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
事務所のPC電源をIoT機器で遠隔制御しています。しかし機器が正常に動作しているのかどうかがわからず、遠隔制御に手間取ることがあるんですよね。そういう時のためにネットワークカメラで監視する仕組みを整えました。
当社のPC電源の遠隔操作環境についてはこちら
当社はVPNAzure+SoftEtherとマイクロソフト謹製のRemote Desktopでシンクライアントシステムを構築しています。Wake On LANでPC電源の遠隔制御するのが困難だとわかったので、SwitchBotボットというスマートデバイスを使って「擬似Wake on LAN」みたいなことを実現しています。
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VPNAzure+SoftEtherとSwitchBotボットで 『擬似Wake on LAN&リモートデスクトップ』導入
おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 VPNAzure+SoftEtherとマイクロソフトのリモートデスクトップでリモート接続をしています。これまでPC電源の遠隔制御ができ ...
遠隔制御に手間取ることがある
この仕組み、すごく便利なんですが、遠隔制御に手間取ることがあるんですよね。通常は遠隔でPC電源をオンすると、1分くらいでVPN接続ができるようになります。(OSが立ち上がった時点でSoftEtherのサーバー管理マネージャーも立ち上がるため)
しかしまれに、2分たっても3分たっても接続ができないことがあります。おそらくWindows Updateかなにかが走っているからではないかと思いますが、事務所側のPCの様子がわからないので困ってました。また、SwitchBotボットというスマートデバイスも「ボタンを押す」というコマンドしか実行できないため、事務所側のPCの電源が入っているかどうかさえもわからないんですよね。
やはり映像で監視する仕組みが必要だ、ということで、ネットワークカメラ(SwitchBot 見守りカメラ 3MP)を購入しました。
ネットワークカメラ(SwitchBot 見守りカメラ 3MP)開封の儀
というわけで早速開封です。本体のほか、同梱物として取説、カメラの台座、取り付け用ネジ、電源アダプタ(USB-A)、リセットピン、台座取り付け用シール、USBケーブル(Type-A to Micro USB)です。電源アダプタが入っているのが意外でした。
サイズ比較として、単3電池をおいてみます。高さは10cm程度ですね。
カメラ側の電源インターフェースはMicro USBでした。その横に穴が空いていますが、これはカメラの設定を初期化する際に、ピンを差し込むための穴です。初期設定の際にも、この穴にピンを差し込む必要がありました。
ネットワークカメラ(SwitchBot 見守りカメラ 3MP)の設置
ぼくの今回のこのカメラの使い方としては、PCの電源が入っているかどうかを監視するためだけなので、PCの電源が見えやすいところに置きました。(下記の写真の右下。ルーターボックスの上)。ここなら、デスクトップPCの電源ボタンのランプと、モニターまでバッチリ見えます。
カメラが取った画像がこちら。モニターまできれいに見えます。
しかしリモートデスクトップの監視が目的なので、実際の環境としては照明がオフになっている状態が多いはずです。というわけで、部屋の照明を消して、ナイトビジョンモードでPCの監視をしてみました。
部屋の照明を消して、PCの電源が入っていない状態がこれ。
そして遠隔でPCの電源をオンにしたあとの状態がこれ。PC本体の電源ランプがついていることと、モニターがついていることが確認できました😊
これでリモートデスクトップでの懸念がひとつ解消しました!