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診断士の新しい登録証が届いた。診断士3期目の抱負は……ありません!

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

先日、中小企業診断士の更新登録手続きが完了しまして、手元に新しい登録証が届きました。これで診断士としても3期目、年数にして11年目に突入です。でも別にこれといった抱負はありません?なぜなら、僕は「診断士」である以前に、「経営者」であり、自分自身だからです。

新しい診断士登録証には謎のICチップがない

以前の登録証にはなぜかICチップがあったのですが、新しく届いたものにはありませんね。あれはいったい何だったのかと?

いつも思いますが、粋でないというか、無味乾燥なデザインですね……

更新に必要なものは基本的に4種類

更新登録手続きに必要なものは4種類の書類です。まあ、これをそろえるのが結構大変なわけですが。

(1) 中小企業診断士登録申請書(様式第1、原本)
(2) 専門知識補充要件の証明書等(5回分以上、原本)
(3) 実務要件の実績証明書(30日分以上、原本)
(4) 中小企業診断士登録証(原本)

(2)は、いわゆる「更新研修の受講票」を提出することが一般的でしょうね。この更新研修が僕は大嫌いでして(つまんないので)、今年からは診断協会主催の研修ではなく、民間主催の研修に行こうと思っています。

(1)と(3)は書類をつくって提出すればよいのですが、(3)については診断業務を実施した先(≒お客さん)からハンコを押してもらわないといけません。

ちなみに僕が今回提出した(1)と(3)の書類はこんな感じでした。

(3)実務要件の実績証明書は、僕のように独立してコンサルティングをしている者にとっては簡単に作れますが、企業内診断士の人は大変でしょうね?

診断士3期目に向かっての抱負は……特にありません!

これで診断士も3期目(11年目~15年目)に突入しましたが、特に抱負はありません!?

以前もブログに書きましたが、診断士としての自分にはあまり思い入れがないというか、関心がないというか、正直なところ「別に診断士じゃなくなっても構わない」と思っているくらいです。公共の仕事をするときにくらいしか資格は役に立たないのですが、公共の仕事もほとんどやりませんしね。

個人的には、僕は「中小企業診断士」や「経営コンサルタント」である以前に、「経営者」であると思っていますし、もっというと「今村敦剛」という人間であると思っています。あまり「診断士」や「コンサルタント」という枠にはとらわれたくないんですよね。とらわれてしまうと、自分の視野も狭くなりそうな気がして。

というのも、いま僕は大企業とも顧問契約をして支援をしていますし、なんだったら後継者不足の製造業をM&Aして製造業の経営者になりたい(もっと製造業に深入りしたい)とも思っています。それとは別にITを使ったプラットフォームの構築をしてそこから収入を得るという新規起業も考えています。というわけで、僕が思っていることが、診断士やコンサルタントという枠には既にはまらないのです。診断士に思い入れや関心がないのも、そういったことが背景になっています。

確かに診断士の勉強をしていた10年以上前は「診断士になりたい」と思っていました。しかし10年以上もこの仕事をやり続けていたら、視野も変わりますし気持ちも変わることはおかしいことではないと思います。そこにたどり着いたら、その先の景色が見えるようになる訳ですからね。

とはいえ、次の更新の時には、また違う気持ちになっているかもしれません。ブレブレだなと批判されるかもしれませんが、唯一無二のかけがえのない自分が感じ取った気持ちであることを自分自身で尊重してあげて、その気持ちに正直に生きたいと思います。

せっかく独立したのですからね?

  • B!

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