SerenaでClaudeのトークンを節約してコーディングの質を上げる(1)

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

本職がエンジニアではないので、Calude Codeのコーディングはproプランという最も安いプランでやってます。しかしすぐに利用制限が来てしまう上、モデルがsonnet4なので、コーディング力もぼちぼちです。これをSerenaという無料のMCPサーバーを使うことでなんとかしてみたいと思います。

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Serenaとは何か

Serenaとは、オープンソースのツールキットです。

Claude Codeは、MCP (Model Context Protocol)という通信プロトコルを使い、その機能を拡張できるのですが、SerenaはそのMCPを使って活用するものです。

Claude Codeで、何か実際の作業が必要になると、MCPを通じてSerenaにリクエスト(依頼)を送信します。そしてSerenaは、ローカルPC上で待機し、Claude Codeからのリクエストを受け取ると、その内容を忠実に実行する「実行部隊」といった役割を担います。もう少し具体的にいうと、ファイルの読み書きや、コード分析、テスト実行といった物理的な作業を担当し、結果だけをClaude Codeに返します。

一言で説明すると、Calude Codeの「実行」をサポートしてくれる専門サーバー、といった感じでしょうかね。

無料のSerenaでトークンを節約してコーディングの質を上げる?

このSerenaが、どうしてトークンを節約し、コーディングの質を向上できるのでしょうか?それは、Claude Codeがコーディング時に行っていた処理の一部をSerenaに「外注」するからです。

従来、Claude Codeはコード全体を読み込んで文脈を理解する必要があり、大量のトークンを消費していました。しかしSerenaを導入すると、AIは「この関数を調べて」とSerenaに指示を出し、調査自体を「外注」します。つまり実際のファイル検索やコードの読み取りといった「作業」は、ローカルで動くSerenaが担当し、その結果として、必要な情報だけをClaude Codeに報告します。これにより、Claude Codeが消費する情報量が激減し、トークンが大幅に節約されるのです。

同時に、Claude Codeは単純作業から解放され、戦略を立てたり、より良いコードを生成したりといった高度な「思考」にリソースを集中できるため、アウトプットの質が向上する、というわけだそうです。

Serenaの中心的な特長「セマンティック検索」

Serenaの中心的な特長を示すキーワードとして「セマンティック検索」があります。これは、一言でいうと「意味を理解して検索する」ことです。

エディタの Ctrl+Fでの検索を思い浮かべてもらうとよいのですが、従来の単純な検索は、そのキーワードに完全にマッチする文字列を探すものですよね。しかしSerenaは「セマンティック検索」という方法で、単語の文字列だけでなく、その文脈における「意味」や「役割」を理解して探します。

このセマンティック検索のおかげで、Serena(と、それに指示を出すClaude Code)は、コードの表面的な文字列に惑わされることなく、その構造と意味を深く理解した上で、正確な分析や編集を行うことができる、というわけですね。

明日はSerenaセットアップ方法について解説をします。

この記事を書いた人
代表取締役 今村 敦剛

中小企業診断士/審査員(ISO9001, 14001, 45001)/日本心理学会認定心理士