おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
今年の1月下旬から、ほぼ毎日1時間程度の英語シャドーイングをしています。この半年で使った教材はバック・トゥ・ザ・フューチャー、タイタニック、トップガンの超有名ハリウッド映画なのですが、そのシャドーイングの効果と問題点をまとめてみます。
なぜ急にシャドーイングしようと思ったのか?
今年の前半、なぜか英語でミーティングをしないといけないことがたて続きました。この仕事では基本的に英語は使わないのですが、たまたま外資系企業との取引があり、そのマネージャー(英語話者かつ決定権者)と打ち合わせをしなければならなかったんですよ。
ぼくは(一応)外国語大学を出ていて、しかも専攻は英語だったのですが、英語を使った仕事は30代のときにコリゴリになったこともあり、それ以降はまったく使わない日々だったんですよね。でも英語話者の決定権者と話さないと仕事がゲットできないというのであれば、やらざるをえませんよね……。
というわけで十数年ぶりに英語学習を再開したのですが、そのための教材の一つとしてこれらのハリウッド映画を選んだ、というわけです。(ちなみに目的である英語ミーティングの内容にそったシャドーイング等も、もちろんやってます)
どうやって英語シャドーイングを半年継続したか
まずコンテンツとしては、ストリーミングサービス(Amazon Prime等)でレンタルをして、英語字幕をつけてやりました。(巻き戻しや早送りにはちょっと手間取りますが)
シャドーイングをする場としては、毎朝・毎夕の犬の散歩の時間をあてました。片耳だけイヤホンをつけてやる、みたいな感じですね。シャドーイングなので、自分の声も聞いて、発音やイントネーション、リズムを近づける必要がありますからね。
犬の散歩はルーティンなので、ここをシャドーイングの場とすると、ほぼ強制的に継続することができました。この場の選定は良かったと思いますね。継続という点では、自分の好きな映画を教材に選んだのも、もちろん大きいと思います。ほとんど苦痛にならなかったですからね。
で、結果はどうだったか?
最初の1~2ヶ月程度は急激にリスニング力が復活するのがわかりましたが、それ以降は頭打ちになった印象がありますね。半年たった今、BBCとかCNNとかを聞いても、最初の1~2ヶ月目からレベルアップしている気があまりしないですね。まあこれは語学学習あるあるかもしれません。ここから継続できるかどうかが、一つ抜き出た語学力を身につけられるかどうかだと思います。
スピーキングについては、正直なところ、劇的な改善や向上は感じられません。もちろん、口が多少は滑らかになっている実感はありますが、発音レベルはこれで測定すると、100%の日本人英語と判定されますしね。
また、英語が口からすっとでてくるかどうか(反応速度)については、これはほぼ改善されていません。このシャドーイングで、セリフ自体を覚えてしまっている面が大きいのですが、セリフを覚えても、その文章の構造を理解し、自分のものにする訓練をほとんどやっていないからですね。これは課題というか、シャドーイングだけではどうしようもできない問題だと思います。
このためには、現実にその表現や構文を使う場面を想定した学習が必要だと思います。これについては、ぼくの場合は、シャドーイングではなく、実際に英語話者の決定権者とのミーティングの想定内容を書き出し、AIに読み上げさせたものをmp4化し、それをシャドーイングすることで対応しました。これはミーティングへの即効性はかなりあったと思いますね。
