補助金に関連する当ページの情報について
当ページの記載事項に基づいてすべてを判断せず、必ず公募要領を確認してください。当社ページの見解に従った結果、不採択となった場合も、当社は責任を負いかねます。このページの情報や見解は、予告なしに変更することがあります。

ブログ 仕事・家事・育児の両立

PTAの本部役員を勤め上げました。コロナ禍でのPTA改革振り返り

https://imamura-net.com

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

僕は昨年度、娘氏のPTAの本部役員を勤めました。先日総会があり、賛成多数で後任人事が可決され、僕はめでたく?退任となりました。コロナ禍があったことや、大きなPTA改革にも立ち会うという結構貴重な経験ができました(大変でしたけど💦)

スポンサーリンク

なんでPTAの本部役員を引き受けたのか?

話は1年半前にさかのぼりますが、PTA本部役員を引き受けたのは、規約により本部役員を勤めた人は二巡目が免除されるためです。要は本部役員を1年間勤めたら、娘氏が卒業するまで役を引き受けることがないことが確実になるので、それなら早いうちにやっておこうという打算で立候補しました。(建て前でも「娘のため」とか言えないダメな人です)

自分では打算のつもりでしたが、正直に言うと抵抗があったんですよね。自分の子供の頃の印象なんですが、PTA役員って好きな人が好き好んでやっている内輪のイメージがありましたからね(僕の親がそう評していたのを真に受けていたのでしょうけど)。「まあ、あの子のお父さん、PTA役員を引き受けるなんて物好きね~」などと噂されないかビクビクしていました。実際はそんなことは一切なかったんですけどね。

コロナ禍で非定形な任務が続く

役員としての幕開けをした昨年4月には、第1回目の緊急事態宣言が出されていました。子どもたちも休校だったこともあり、PTAも当然活動はありません。前任者からの引き継ぎをしたのも5月に入ってからだったんじゃないですかね。

前任者からはマニュアルを渡されていて(これが結構作り込まれていて助かりましたが)、そのマニュアルを読む限りは、ルーティンの作業をモクモクとこなすだけのカンタンなお仕事……のように思えましたが、コロナのせいで非ルーティンの作業もこなさなければならなくなりました。

例えばですが、具体的には会費の返金作業が発生しました。コロナでこれまで行っていた様々な学校イベント、地域行事、PTAの会合(市や区の連合会の集まり等)が中止となりました。そうなるともらった会費は余るわけですよ。基本的にはPTA会費は翌期には持ち越さないのがルールですので、余ったものは返金しないといけませんよね。

会員全体を対象とするほどの大規模な返金というのは近年では例がなかったようで、返金額の算出から返金方法、返金時期の決定、案内文の作成といったことをやってのけなければなりませんでした。前例がないって結構たいへんですよね。自分の仕事ならばなんとでも責任が取れるのでいいのですけど、PTAの仕事となるといい加減なことはできませんからね。

PTA改革の時期とも重なる

コロナ禍とも無関係ではないのですが、ちょうど当PTAでは改革の時期と重なっていました。少子化の影響や共働き世帯の増加といった社会的な理由も背景にあるのですが、従来の規約や内規だと父兄の負担が重たいんですよね。なのでPTA業務効率化を図る時期になっていました。したがって規約・内規の全面的な見直しをする年にあたったこともあり、結構ゴリゴリと会議で詳細を詰めるという経験もしました。(なんだか仕事をやっているみたいでした)

効率化のためにイベントや組織構造も見直し、それに伴い会費の値下げも行いました。会費の変更をするのであればどの程度の会費であれば、過不足なく会が運営できるかというシミュレーションも不可欠ですよね。こうしたシミュレーションをゴリゴリとやった1年だったように思います。

学校やPTAに対する見方が変わったのは事実

想像以上に大変だった1年でしたが、学校に対する見方はゴロッと変わったように思います。僕はひねくれ者なので、そもそも学校とか先生とかって嫌いだったんですよね(自分が子供のときの経験が大きいのですけどね)。

しかし娘氏の学校の先生方(特に校長と教頭)は真剣に生徒のことを考えているというのが、この1年間でよくわかりました。組織でやっていることなので、先生方も教育委員会との現場との板挟みや、先生方の限られたリソースのなかで、それでも子どもたちのために最善を尽くそうといろいろ考えてくださっているんですよね。僕自身が小学校を卒業して30年以上が経ちましたけど、はじめて先生が生徒に対してどう向かい合っているのかがわかったような気がしました。もっと有り体にいうと、先生すごいって初めて思いましたね。(上から目線で恐縮ですが💦)

学校は地域と共生するものだという前提があったこともよくわかりました。地域のまちづくり協議会との連携・お付き合いなしで学校運営はできないですし、先生方も気を使って接している印象を受けました。先生って本当に大変ですよね。

自ら立候補しながらもPTAに対して否定的な見方しかできなかった僕ですが、1年かけてずいぶんと好意的な見方に変わったように思います。退任はしましたけど、何かあればまた手伝いたいなとすら思っている自分がいることに気づいて、我ながらハッとすることもあったりしますね💦

スポンサーリンク

スポンサーリンク

最近の人気記事

1

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 国際標準化機構(ISO)は、現行のISO9001:2015(品質マネジメントシステム規格I)を改訂する準備を進めているようです。現在の ...

2

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 2024年2月、ISO(国際標準化機構)は、マネジメントシステム規格に「気候変動への配慮」を盛り込む形で規格の一部を改定しました。今回 ...

3

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 5Sの考え方がISO9001や14001の運用に役立つことがあります。その逆もあって、ISOの仕組みが5S活動に役立つこともあるんです ...

-ブログ, 仕事・家事・育児の両立

© 2024 Management Office Imamura Ltd.