おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
当社は4月30日付けで、兵庫県より経営革新計画の承認を受けました😊 提出から承認書が届くまでにはほぼ3ヶ月かかりました。兵庫県の場合ですが、承認までの流れを振り返ります。
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当社の経営革新計画承認書はこちらです
当社の経営革新計画承認書はこちらです。テーマは「コロナ禍におけるオンライン配信の需要増加を踏まえた情報サービス業への転換」です。なんのこっちゃ?と思われるでしょうけど、僕は独立・創業する前より、コンサルティング一本の事業構造ではなく、コンサルではない事業を一本持ちたいと考えていました。コンサルティングは労働集約的であるうえ、今回のコロナ禍でわかったことですが、対面型でのサービス提供を前提としていますので、これ一本でやっていくのは経営上リスクだと思っていたんですよね。
経営革新計画の承認が得られたことをはずみに、「士業」「コンサル業」への依存度を減らしていきたいと思います😊
申請書提出から承認書の受け取りまでの期間について
申請書提出から承認書の受け取りまでの期間は2ヶ月と22日(81日間)でした。具体的な流れは下記のとおりです。
- 2021年2月15日 神戸県民センターに対してメールで必要書類を送付
- 2021年3月3日 第1回目の修正依頼。修正して翌日に回答
- 2021年4月5日 第2回目の修正依頼。修正して翌日に回答
- 2021年4月15日 審査会の案内(メール)
- 2021年4月19日 審査会の案内(FAX)
- 2021年4月27日 審査会(対面形式によるヒアリング。審査員3名)
- 2021年4月30日 承認日
- 2021年5月6日 承認書の受領
審査会のもようについて
兵庫県では審査会という対面形式によるヒアリングがあります。原則として代表もしくは当該事業の責任者が出席することが求められます。
ヒアリング時間はプレゼンテーション10分以内、質疑応答10分程度の、合計20分です。
プレゼンテーションでは、下記の点について10分以内で説明することが求められます。
- 会社概要
- 経営革新計画の概要
- この事業の新規性・独自性について
- 成長性・実現性について
- 経営革新にかける意気込み、今後の経営の方針等
質疑応答は、当社の場合は5分程度で済みました。詳しい内容は割愛しますが、主には下記のような観点で質問されるように思います。あまり細かい質問ではなく、自社がやろうと思っている新たな事業に関する大まかな点や、財務の点について尋ねられます。経営者であれば問題なく回答できると思います。
- 現状の運用について(経営革新前の現状ではどういう運用をしているのか)
- 競合他社について(競合する企業にはどういう企業があるか)
- 顧客のニーズについて(顧客からはどういう要求があるか)
- 財務について(現状のP/L、B/Sの状況や、借入を行う場合は借入に関する交渉内容等)