おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
10月5日、兵庫県議会は令和3年度9月補正予算を可決しました。これにより、中小企業ポストコロナ出口戦略構築事業(補助金事業)の実施が確実となりました。中小企業ポストコロナ出口戦略構築事業に関して、これまでわかっている情報をまとめます。
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中小企業ポストコロナ出口戦略構築事業とは
兵庫県の9月補正予算概要資料によると、専門家・コンサル経費、大手OBの臨時雇用、市場調査・事業計画策定などに対して、25~50万円の補助が行われる制度のようです。
補助率や、詳細な補助の要件などはまだ公開されていませんが、ひょうご産業活性化センターが公開している「ポストコロナ出口戦略構築事業」事務局運営業務 委託事業者募集にかかる質問に対する回答によると、10月11日に事務局を開設し、申請用紙等の公開を予定しているようです。なお、事務局には株式会社日本旅行が内定しているようです。
1,500社程度の利用を想定。審査形式ではなく先着順で予算上限まで受け付ける予定
上記の資料にもあるように、兵庫県内の企業約1,500社に対して交付を予定しているようです。また、「ポストコロナ出口戦略構築事業」事務局運営業務 委託事業者募集にかかる質問に対する回答によると、審査形式ではなく、先着順で予算上限まで受け付ける予定のようです。
Q.予算上限以上のお申し込みがあった場合は、先着順となるのか、もしくは抽選方式などを採用するのかいずれとなりますでしょうか?
A.予算上限に達するまで、先着順で受け付けることを予定しています。
申請は郵送で受付。提出書類は最大でも6~9枚程度の想定
ひょうご産業活性化センターが公開している事務局公募仕様書によると、申請書の受付や提出書類は下記を予定しているようです。
①申請書の受付
ア 郵送により提出される書類の受付
イ 補助金交付申請書及び添付書類の確認
ウ 受付件数の集計②申請書の審査(申請内容、添付書類等のチェック、修正などを含む)
②申請書の審査(申請内容、添付書類等のチェック、修正などを含む)
※1件の申請につき、申請書1枚及び添付書類数枚(実施計画書、見積書、通帳写し等1件当たり5~8枚の見込み)
申請書1枚と添付書類が5~8枚の見込みですから、トータルで6~9枚程度の申請書類を提出することになりそうです。
先着順のようですから、本制度を利用したいとお考えの方は、申請書類をはやめに(できれば10月11日には)確認して準備をしたいところですね。