おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
新幹線のフリーWi-Fiで、事務所のOpenVPNサーバに接続し、事務所のPCにリモートデスクトップしてみました。実用に耐えうるかどうかを検証したかったのですが、個人的な結論としては「ほぼ使えない」でした。
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新幹線のフリーWi-Fiのping値、スピードテストの結果(リモートデスクトップ前)
まず、新幹線のフリーWi-Fiに接続し、そのping値とスピードテストの結果を確認しました。
まずはping値から。ログイン後、GoogleのDNSにpingを打ってみた結果がこれです(高速運転中でした)。まあ、こんなもんですかね……。
今度はVPNを張り、事務所のVPNサーバと事務所のPC(リモートデスクトップでの接続先)にpingを打ちました。pingのレスポンスは、LTEでVPNを貼ったときより格段に悪いですね。(LTEだと60ms程度)
今度はスピードテストの結果です。まずはfast.comから。38Mbpsって、まあまあでるやん!と思いますが、これは名古屋駅に接近中で減速しているときの計測だからですね。高速運転中だと1Mbpsくらいしかでないときがザラでした。
こちらはGoogle謹製のスピードテスト。まあこんなもんでしょうね。
リモートデスクトップで接続後
今度はリモートデスクトップに接続してみます。まず接続状態はこんな感じです。帯域幅が3.02Mbpsとなっています。これが(新幹線乗車中ではない)LTEでも20~30Mbpsが出るのは当たり前なので、それと比べても10分の1程度だということですね。(ちなみに新幹線乗車中にLTEでリモートデスクトップしたら、この帯域幅は6Mbps程度でした)
その他使用感
YouTubeは見れなくはないが遅延がひどすぎてストレスが半端ないレベル、グラボを使うゲームやPremier Proの操作もできたものではない。せめてブログくらいはかけるか?と思いましたが、キータッチからIMEの反応まで1~2秒のラグがあるのが当たり前なので、とてつもなくストレスが溜まります。
その上、もっとストレスを与えてくるのが切断です。新幹線フリーWi-Fiの公式の説明では、30分に1回の切断があるらしいのですが、体感的には5~6分に1回は切れる印象です。Wi-Fiの切断だけではなく、Wi-Fiは繋がり、ネットへのアクセスできるものの、リモートデスクトップが切断するという事象が、これまた3~4分に1回はあるという感じです。
このブログも当初は新幹線フリーWi-Fiを使って書いていましたが、耐えかねてLTEでつなぎ直しましたもん。
まあ、高速運転中の新幹線ですから、仕方ないですね。