補助金に関連する当ページの情報について
当ページの記載事項に基づいてすべてを判断せず、必ず公募要領を確認してください。当社ページの見解に従った結果、不採択となった場合も、当社は責任を負いかねます。このページの情報や見解は、予告なしに変更することがあります。

ブログ 仕事・家事・育児の両立

子どもが卒園しましたが、まだまだ戦々恐々としています

https://imamura-net.com

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

先週の金曜日、うちの娘にとっての最後の子ども園登園日でした。これをもって6年間通った園ともお別れ。育児はまだまだこれからも続きますが、一つの節目を迎えました。振り返ってみると、父親・夫としては実に苦しい6年間でした。

スポンサーリンク

「よき父親」「よき夫」でなければならないという呪いみたいなもの

なぜ子どもが生まれてこれまで苦しかったのか?というと、「よき父親」「よき夫」でなければならないという呪いみたいなものに縛られていたから、と言えるかもしれません。

身内の恥をさらすようで大変書きづらい(それでもネタにする)のですが、僕の父親が仕事人間で、まったく家事や育児をしない人だったのです。専業主婦で、転勤族の僕の母は、孤立無援で家事や育児をしていたのでしょう。母は、子どもである僕に向かって、父に対する愚痴を毎日にように吐いていました。そんな愚痴シャワーを存分に浴びて育ったということが、呪いの原点なんだろうなと思っています。

「よき父親」「よき夫」でなければならないという決意があったとしても、本当にその通りにできるかどうかはやってみないとわからないものです。育児に限らず、誰だって何事も最初は初心者なのですから、うまくことばかりではありません。「よき父親」「よき夫」でなければならないという思いと、でもうまくできない現実の自分のギャップに苦しむ――そんな毎日だったように思います?

追い打ちをかける「男は弱音を吐いてはいけない」という呪い

我が家は共働きですから、僕は家事も当然します。その上、会社(前職)での役割と責任を果たさないといけない。子育ては思い通りにいかないことばかり。そうなると、自分もどんどん苦しくなってくるんですよね。だからといって「しんどい」とか「辛い」とか、当時の僕は言えなかったですよね。男は弱音を吐いてはならない、みたいな昭和的価値観に縛られていましたからね?

妻も会社の人もみんな頑張っているんだから、もっと自分も頑張らないと……と自分をなんとか鼓舞してましたが、正直なところかなりギリギリのラインだったと思います。

あまり頼りすぎてはいけないと思いながらも、なにかにすがれないかとネットを検索したりもしました。しかしですね、家事や育児に疲弊する父親についての情報なんてほとんど皆無なんですよね。。あるとしたら「パパの極意~仕事も育児も楽しむ生き方」とか「笑っている父親になろう!」とか「仕事も育児も人生も笑って楽しむパパになろう!」とかいう、謎ポジティブなものばかり。こういうのに元気づけられる人もいるのかもしれませんが、少なくとも僕にとっては「これ以上『父親はこうあるべき』を押し付けないでくれ……」とプレッシャーに感じられるだけではなく、「仕事も育児も楽しんでできないのは、もしかして自分だけじゃないのか?」とかえって孤独さが増していました。

よく「今村さんはイクメンですよね~」なんて言われますけれども、そういう言葉で容易に表現できるような6年間じゃないんですよね。人生の荒廃この一戦にあり、のような心境で家事・育児に向かい合っていました。

小学生に進学したら何かが変わるか?

こんなことがあったので、2年前に会社を辞め、時間を有効に使うために自営業になった訳です。もちろん独立・開業の他にも、自分の負担と心を軽くするためにいろいろと取り組みました。おおざっぱにいえば「父・夫としてこうあるべき」という理想のようなものを抱えるのはやめて、うまくできない自分を認めることをしてきたわけですが、そうしてようやく子どもの卒園まで生き延びたというのが正直な気持ちです。

子どもが小学校に進学したら何かが変わるのかなあ?確かに7歳にもなろうとしていて、手がかからなくなってきたというのはあるけれども、今後は学童とかPTAとか、もう少し後には反抗期とか、今までにはなかったことに直面する機会も増えるでしょう。戦々恐々としています。ちょっと深刻に思いつめすぎでしょうかね??

しかし今後起こるかどうかわからない将来の見えない不安に怯えても仕方のないことです。少なくとも今は、「こうあるべき」を自分自身に押し付けすぎないように、淡々とやるしかないんでしょうね。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

最近の人気記事

1

「事業再構築補助金」は制度開始から3年目を迎えました。多くの中小企業に知られるようになった事業再構築補助金ですが、このページでは2023年の制度の全容を10分でわかるようにまとめて解説します。 「事業 ...

2

「ものづくり補助金」は制度開始から11年目を迎えました。中小企業政策で最もよく知られているといってもいい「ものづくり補助金」ですが、このページでは2023年の制度の全容を10分でわかるようにまとめて解 ...

3

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 先日、納税地の所轄税務署から「消費税課税事業者届出書の提出について」という文書がきました。個人事業主は、ある期間の課税売上高が1,00 ...

-ブログ, 仕事・家事・育児の両立

© 2024 Management Office Imamura Ltd.