おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
最近、当社のYouTube動画の演出面での見直しを行っています。ちょっとでも見やすく、そして効率的な制作のためにやっていることですが、どういう点を変更したかを記録として残します。
スポンサーリンク
ワイプの見直し
ワイプとは画像の切り抜きのことですが、当社の動画では話者(ぼく)の顔を切り抜いて右下に配置しています。
これが以前は長方形で、まずまずのサイズがあり、テロップや図などにかかり、見にくくなっていたんですよね。これを丸で切り抜いて、面積を最小限にしました。
えっ?そもそもお前の顔なんて映さなくてもいいだろって!?それはその通りで、誰もこんなおじさんの顔に興味なんてないですが、人の顔や目線があると心理的にも注意を引く効果がありますし、当社はこの動画で仕事につなげることを目的としているので「顔を売る」「顔に馴染んでもらう」ために顔出しをしています。
テロップ・テキストベースの見直し
テロップとは以下の「六価クロムを扱うメッキ設備等」のような、話者の話に応じた文字のことですね。
テキストベースとは、以下の「ポイント」のように、文字の下地になるものです。
これまで当社の動画はフルテロップといって、話者の話し言葉をすべて文字化していました。フルテロップは、職場で無音で動画を見たい人などにとっては便利であろう反面、どこが重要なポイントなのかが分かりづらい、フルテロップの制作に手間がかかるというデメリットがありました。
そうはいってもなかなか改善に取り組めなかったのですが、この度思い切って見直しをしました。動画作成の効率化につながったか?と言われると微妙で、「どこをテロップやテキストベースにしようか」と悩み、試行錯誤をすることが増えたので、いまのところは時間的にはあまり変わらないかなという印象ですね。もう少し慣れると、コツがつかめて作業も早くなるのかもしれませんけど。
イントロ・アウトロの見直し
イントロでは「今日のポイント」(この動画を見れば何を学べるか)を、アウトロでは「今日のまとめ」(この動画の要点はなんだったか)をテキストベースとともに説明するようにしました。
動画の視聴維持率の向上を目的にしていますが、これも結構頭を使いますね。動画の学びや要点を、テロップに収まるよう、だいたい20~30文字程度でまとめないといけないんですからね。
文字サイズの見直し
当社の動画視聴者分析(アナリティクス)によると、視聴者は圧倒的におじさま方です。
完全にぼくと同世代が視聴者のど真ん中なんですが、このお年頃で気になるのは老眼。ということで、文字サイズをこれまでよりも大きめにして、極力細かい文字を使わないようにしました。
サムネイルの見直し
サムネイルも、これまでは動画のタイトルを、これといったアクセントなく、ただ貼り付けていただけでした。これを、動画で強調したいところを大きな文字で表示し、関心を惹くようにしました。
あとは人(本人)の画像を大きめにしています。人間は、人の姿や顔に視線を向けるという習性がありますからね。
そして、ここまでやっても劇的な成果はでない
で、こうした改善をやって何か成果が出たのか?と言われると、これが全くでていないんですね💦
そりゃそうですよ。こうした改善は「今すぐできる小さなこと」だからです。もっと根本的に、動画の企画の練り直しといった大きな改善を図らなければ目に見える成果は出ません。
ただ、小さなことだからやらなくてよい、ということもありませんね。「十分」ではないけれども「必要」なことですからね。すぐに結果が出なくても、改善はやり続けることが重要です。改善をやめてしまったら、そこから先は何も変わりませんからね。
来年は、もっと関心を惹けるような新企画なども検討中です。今後も引き続き当社のYouTubeチャンネルをよろしくお願いいたします☺️