おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
4月30日、ものづくり補助金総合サイトでは5月13日(木)から公募が予定されているものづくり補助金7次締切における留意事項を掲載しました。これによると、7次締切より経営革新計画・事業継続力強化計画は「申請中」だと加点対象にならないようです。
スポンサーリンク
事務局の告知はこちら
令和3年5月13日(木)から公募開始予定の「7次締切」より、加点項目の要件について、以下の通り変更を予定していますので、事前にお知らせいたします。
成長性加点:「有効な期間の経営革新計画の承認を取得した事業者」
災害等加点:「有効な期間の事業継続力強化計画の認定を取得した事業者」
いずれも「7次締切」より「申請中」の場合は加点対象となりませんので、7次締切に応募をご検討中の方において、本項目による加点を希望される場合は、早めに承認・認定取得の準備をお願いいたします。
「加点頼み」より「事業計画の内容勝負」の傾向が増すものづくり補助金
この度の告知もそうですが、ものづくり補助金の加点項目は、これまで対象となっていたものが対象にならないような改定が続いています。
この度の告知の他には、ものづくり補助金4次締切までは政策加点として「小規模企業者・小規模事業者」であれば加点がされていました。しかし5次締切以降は「小規模企業者・小規模事業者」に対する加点がなくなっています。
どういう理由からなのは公開されていないのでわかりませんが、加点項目が減る、加点対象の幅が狭くなるということは、従来のように「加点を積み上げれば採択される」という状態から、「事業計画の内容がこれまで以上に重視される」という傾向がいっそう強くなるものと想定されます。
経営革新計画・事業継続力強化計画の認定取得はお早めに
7次締切より「申請中」の場合は加点対象となりませんので、7次締切に応募をご検討中の方は、早めに承認・認定取得の準備に取り掛からなければなりません。
地域にもよりますが、経営革新計画は都道府県への計画書提出から承認までには早くても2ヶ月ほどかかります(兵庫県の場合)。7次締切は、概要版資料によると8月頃に締め切られる予定ですので、余裕を考慮に入れた場合、5月中旬までには必ず都道府県への提出が必要です。
また、事業継続力強化計画は電子申請の場合でも標準では45日かかります。当社が3月に電子申請を試した際には、提出から認定まで2週間強かかりました。しかし申請が多数提出されて混雑すると、認定がおりるまでの期間がこれよりも長くなる可能性もありますので、こちらもどんなに遅くても6月中旬ごろには提出が必要でしょう。