おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
5月17日、経済産業省は、補助金申請システム(Jグランツ)で、申請の際に一部の添付ファイルがシステムに取り込めていない事象が、今年だけで1,998件あったことを発表しました。アクセスの集中によるシステム障害等が原因のようです。
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経産省の発表についてはこちらから確認できます
エラーの原因について
経産省の発表によると、エラーの原因は下記の2つとのことです。
本事象は、
①アクセスの集中によるシステム障害、若しくは
②推奨されていないブラウザであるインターネット・エクスプローラーからの申請による障害
が原因と考えられます。
インターネット・エクスプローラーが推奨ブラウザではないのは仕方がないとは思いますが、IEだから添付ファイルが取り込めないというのはどういうメカニズムなのかは技術者ではない僕にはよくわかりません。
なお、今回発表された原因はJグランツ側の障害です。しかしJグランツ側の障害だけではなく、事業再構築補助金1次公募の当初締切日(4/30)にアクセス過多と思われる理由でGビズID側に障害が発生したことも記憶に新しいです。
添付ファイルがシステムに取り込めていない事象が発生している補助金及び件数
また、添付ファイルがシステムに取り込めていない事象が発生している補助金及び件数として、下記の表も公開されていました。
不思議なのは、経産省の発表では本年1月4日(月曜日)から5月12日(水曜日)までにJグランツを利用して実施された補助金の申請における障害ということなのに、昨年の公募・締切であった小規模事業者持続化補助金(コロナ対応特別型)第3回受付や、ものづくり補助金1次締切等が表に含まれていることです。
本来は役所側が責任をもって、こうした障害が生じないように対処すべきですが、申請者の自衛の手段としては、締切日当日にシステムへアクセスしないよう、前もって計画的に申請を行っておくことが再提出の手間を省く上では肝要でしょう。