おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
ここ1~2週間くらい、かつてないくらい動画制作熱が高まっています。その中でも特にAfter Effectsという、モーショングラフィックスや簡単なアニメを制作できるソフトばっかりいじっています。なんで急に熱がきたのか!?
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なぜ急にAfter Effectsにハマりだしたの?
当社としては、動画制作を今後の事業にしたいと思っているんですよね。「えっ?おまえんとこって補助金屋じゃないの?」と思われているでしょうけど、補助金の支援っていつまでもできる仕事じゃないんですよね。役所が補助金をやめてしまえば仕事はなくなるわけですし、わかる人にはわかると思いますけど、こちらがどんなに力を入れて支援をしたとしても採択されるかどうかはわからない(運の要素がどうしてもある)んですよ。つまり自力で統制できない要素が強い仕事ですので、こればかりに依存するのは大きなリスクでもあり、ストレスが半端なくかかります。あと、事業再構築補助金のせいで、急激に補助金支援をうたうコンサルが山のように出てきて、競争が激しくなったのも嫌気がさしている理由の一つですね。当社は零細であり、競争の少ないを狙ってほそぼそと生き延びるという戦略でやってきているので、もうこの業界では長くは続かないだろうなという予感のようなものがあります。
というわけで、統制不可能要因が極力少ない仕事にシフトしていきたいと思っています。で、なぜ動画制作なのか?というと、当社もこれまででYouTube動画制作を130本以上、有料動画販売も5本以上こなすことができて、最低限の経験、スキルと実績ができてきた分野だからというのがひとつ。そして動画クリエイターの需要が高まっているということ、でも動画クリエイターは数が少なくて重宝されるというのも理由ですね。ただ、動画制作は参入障壁が低いので、たぶんこのままだと並のスキルを持っているだけでは、事業の柱にはならないと思います。というわけで、ちゃんと勉強しようと思い立ったというわけです。
まあ士業で動画制作ができる人、というのはほとんどいないんじゃないですかね。その2つを兼ね揃えたところに需要があるかどうかは別にして。
どうやってAfter Effectsを学んでいるのか
標準エフェクト日本語のチュートリアル動画を見て、真似て学んでいます。この1週間で20本ほどやって、ようやく曲がりなりにも簡単なエフェクトを使った短い動画ができるようになった、という感じです。チュートリアル動画って検索すればすぐに山程でてくるんですよね。それを見ながら、自分でも同じ作業をやって学んでいるんですが、チュートリアル動画を見て真似るだけでは、なぜそうなるかが理屈がわからないんですよ。After Effectsの理屈がわからないと、真似るだけでは頭に残らないんですよね。そこで、基礎的な書籍を買って読んで、理屈とともに実例を学んでいます。手間はかかりますけど、「なぜそうなるか」がわかると応用も効くようになるので、確実に自分の中に残ります。
といっても、日本語チュートリアルは文字のエフェクトが多くて、10本もやれば飽きちゃうんですよね。チュートリアル動画は海外の動画のほうが多彩で豊富でレベルも高いように思いますので(数が多いからというのがあるでしょうけど)、海外のチュートリアルをこれからは手掛けていこうかなあと思っています。
あと、真似るだけではなく、学んだことをゼロからアウトプットすることも必要です。技術が定着したかどうかの確認にもなりますし、ゼロから作ることで改めて理屈に立ち返ることもできます。というわけで、当社のYouTube動画で、オープニング、エンディング、自己紹介のローワーサード、右上テロップ、アイキャッチ等を一新しました😊
やってわかった「デザインセンス」がないと難しい
After Effectsの機能が使えるようになって、アウトプットまでこぎつけたわけですが、ここまでは上記のように無料の動画を真似るだけでもできるので、それほど難しいことではないと思います。それ以上に難しいのが「デザインセンス」です。機能が使えるかどうかは数をこなせば簡単に身につきますが、デザインセンス(どういう色を使うか、色の組み合わせはどうするか、画面のどこに何を配置するか、どう動かすか)というのは容易ではありませんね。
デザインセンスを学ぶ最高の素材で、しかも無料で見られるのはTVCMです。プロのクリエイターが有償で作成した作品ですからね。After Effectsを触るようになってTVCMをデザインの観点や、エフェクトの観点から見るようすると、自分にはできない発想のものがほとんどですね。こればっかりはどうやって伸ばしていけるのか、想像もつかないというのが正直なところです。
まあしかし、千里の道も一歩からですね。統制不可能要因が極力少ない仕事にシフトしていくためには、やってのけないといけませんね。