おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
東京都は「第3回 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」について公募情報を公開しました。競争力強化を目指した事業展開に必要となる機械設備を新たに導入する事業等に対し、最大1億円を助成するようです。
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「第3回 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」について公募情報はこちら
東京都中小企業振興公社のホームページに詳しい公募情報が掲載されています。
予算100億円で年2回の募集を予定
東京都中小企業振興公社のプレスリリースによると、予算100億円で年2回の募集を予定しているようです。
ポイント1.予算100億円
2021年度は564件の申請があり100件強を採択しています。今年度はデジタル推進等の予算45億円を追加した前年比約2倍の予算となり、採択企業数も増加する見込みです。
ポイント2.ソフトウェアも助成対象
法人税法上の固定資産とされるソフトウェアが対象です。ソフトウェアの単独購入も助成対象経費となります。
ポイント3.年2回の募集(予定)
4月25日(月)より第3回の申請予約を開始します。また、年度後半(10月頃)に第4回の募集を予定しています。「年度内に設備投資を行いたい」「綿密に計画を立て来年度以降に設備投資を行いたい」など企業の状況に合わせた申請が可能です。
主な申請資格
令和4年4月1日現在で東京都内に登記簿上の本店または支店があり、都内で2年以上事業を継続している中小企業者等
※ 都外設置の場合は東京都内に本店があること
助成対象期間
交付決定日の翌月1日から1年6ヶ月
※ 第3回募集の助成対象期間は令和4年10月1日~最長令和6年3月31日です。
助成率・助成限度額
Ⅰ. 競争力強化
更なる発展に向けて競争力強化を目指した事業展開に必要となる機械設備を新たに導入する事業
Ⅱ. DX推進
IoT、AI、ロボット等のデジタル技術の活用により、新しい製品・サービスの構築や既存ビジネスの変革を目指した事業展開に必要となる機械設備を新たに導入する事業
Ⅲ. イノベーション
都市課題の解決に貢献し、国内外において市場の拡大が期待される産業分野において、新事業活動に取り組むことで、イノベーション創出を図るために必要となる機械設備を新たに導入する事業
Ⅳ. 後継者チャレンジ
事業承継を契機として、後継者による事業多角化や新たな経営課題の取り組みに必要となる機械設備を新たに導入する事業
提出書類
提出書類はかなりの分量になりそうです。
なお、このうち「2申請書」については下記の内容を記載し、しかも下記の「12 事業計画」は概ね10ページ程度の記述が求められるようです。
自治体の助成金で予算100億円で、助成額最大1億円というのは、東京都でしかできない規模ですね。しかしそれに見合うだけの書類を作成する必要がありそうです。