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ISO45001 ブログ

ISO45001:2018 規格の構造・全体像 超解説!(1)

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

今回からISO45001の各箇条を解説していきたいと思っています。まずは3回にわたって、ISO45001の規格の全体像をお話したいと思います。初回の今回は階層ごとに異なる「役割」についての解説です。

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階層ごとに異なる「役割」について

まず、会社の仕事とはどういうものか?という大雑把な説明からしたいと思います。会社の仕事は、ピラミッドみたいな感じで考えると分かりやすいんですよ。

社長や取締役のような経営者レベルの役目

ピラミッドの青い部分、一番上は、社長や取締役のような経営者レベルの役目です。彼らが主に考えるのは、会社が目指す大きな方向や大きな目標なんですね。それは経営理念とか中期経営計画といったもので示されることが多いですよね。かっこよく言えば「戦略を考える」ということですかね。

部長や課長のような管理者の役目

次に、ピラミッドのオレンジの部分。これは部長や課長のような管理者の役目です。彼らは経営者が考えた大きな方向性や目標を、どうやれば実現できるかという、もう少し細かい方法を考えるのが仕事です。

たとえば製造部や営業部といった部門ごとに、何をするのかという具体的なアクションプランを考えるということですね。

現場第一線の従業員の役目

最後に、ピラミッドの一番下は、現場レベルの役目です。現場第一線の皆さんの仕事は、具体的な製品やサービスを作りこむための作業方法を考えたり、それを実行したりすることですね。

会社における取り組みも、階層ごとに役目が異なる

このように、会社の中では、階層ごとに、微妙に仕事の内容や役割が異なっているはずですよね。そしてこの3つの階層にまたがるような形で、個別の取組がいろいろあります。例えば品質管理とか生産管理とか、環境管理がありますが、

今回のテーマである労働安全衛生も、3つの階層にかかわる個別の取組です。ISO45001は、この3層すべてをカバーして、「労働安全衛生」に焦点を当てた世界標準なんですね。そこには、それぞれの階層で何をすべきかが書かれていて、そのやるべきことをPDCAのサイクルで進めることが求められています。

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