おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
この度、当社の名刺のデザインを大幅に変えました。これまでの名刺のデザインがいまいちしっくりこなくて、どのようなデザインにしようかと考えていましたが、どうやら最近では「名刺不要論」があるようですね。
スポンサーリンク
名刺不要論の出どころはホリエモンとイケハヤか
名刺不要論で調べてみると、ホリエモン(堀江貴文)か、ブロガーのイケハヤがどうも出どころのようですね。下記の記事あたりが参考になりそうです。
名刺が不要だとは思わないけれども、何のために名刺を使うのかは考える必要はあるかも
僕は別に名刺が不要だとは思いません。というか、要か不要かなんて個人の事情次第でしょうから、自分が不要だと思っても他人に押し付けるようなものではないでしょうに。
僕は取引先が製造業の経営者がほとんどです。年配の方もたくさんいらっしゃるので、連絡は全てSNSでというわけにもいかないでしょうし、名刺がないと「なんだこいつ!?」と思われるかもしれません。経営者との信頼関係構築が僕の仕事で重要ですから、その意味でも名刺を欠くわけにはいかないと思っています。
ただ、名刺不要論にも一理なくはないでしょう。なんの疑問も持たずに漫然と名刺を使うのではなく、「何のために名刺を使うのか」は考える必要はあろうかと思います。僕の場合は信頼関係の構築はもちろんですが、「経営改革のサポート」という仕事があるわけです。ですので、改革者としてのイメージというか、「固定観念に縛られないアイデアを出せる人かもしれない」というイメージを持ってもらうことが、名刺の役割として必要かなあと思っています。
ただ、「私は改革者です」と文字で書いてもそれだけでは信用されないわけですよ。ですので、イメージとして「今村さんは何かが違う」ということを直感的に認識してもらいたいと思っています。それが僕にとっての名刺の役割だと思います。
というわけで、デザインを大きく見直しました
「固定観念に縛られないアイデアを出せる人かもしれない」と思ってもらえるように、この度デザインを見直しました。といっても別に大したデザインではなく、単に斜めにしただけですね?
15度しか傾けていないので、それほど読みにくくはないはずです。斜めの名刺って珍しいですよね。このあたりのデザインで「何かが違う感」を演出できればと思っています。
裏面は下記の通りです。ロゴと認定支援機関であるということしか書かれていません。
色も2色とシンプルにしたのは、「固定観念に縛られないアイデアを出せる人かもしれない」と思ってもらうと同時に、やり方はシンプルである、ということを伝えたいからですね。新しいことというだけで抵抗を示す人がいるのに、その上さらに「ややこしそう」と思われると、改革は進みません。要は「新しいアイデア」が出せるし、「シンプルですよ」と言いたいのです。
前の名刺との違いを比べてみる
前の名刺と比べてみましょう。前の名刺は、名刺のデザインとしてはオーソドックスだと思います。
特に違うのが裏面です。いろいろとごちゃごちゃ書いていた裏面は、実質的にロゴだけになりました。
裏面にサービス概要やらSNSのコンタクトやらを書いていても、あまり見られている(読まれている)感じが実感としてないんですよね。。。名刺交換する際には、もう用件が決まっているというのがほとんどのケースです。例えば補助金の支援をするときには、僕は補助金コンサルタントとしてその会社の経営者と名刺交換をするのですから、僕がそれ以外の何者かというのは、その時点ではあまり興味がないのです(目の前の補助金のことで頭がいっぱい)。僕のことを補助金コンサルタントだと認識した人は、その情報を書き替えるというのが難しいのです。いくら「5SもできますしISOもできますよ」と書いたり説明したとしても、最初に定着したイメージを覆すのは難しいのですね。
なので裏面にサービス概要を書くのはやめたわけです。補助金の仕事をこなして「この人は製造業のことがわかっているな」と理解してもらえれば、おのずと別の相談(5Sもできますか?)になるものです。名刺にサービス概要が書いていようがいまいが、関係ないと思います。
というわけで、当面はこのデザインでやってみたいと思います。不都合がでてきたら、変えればよいだけの話ですもんね。