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平成31年度当初予算「ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金」の補助事業者を採択

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

昨日(8/5)、平成31年度当初予算「ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金」の補助事業者採択発表がありました。採択率や昨年度との比較をしてみたいと思います。

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申請数・採択件数・採択者数・採択率について

全国中央会のホームページによると、この度の補助事業者採択について、次のように書かれていました。

平成31年度当初予算「ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金」については、平成31年4月23日(火)から令和元年6月24日(月)(電子申請:6月25日(火))までの期間において公募を行いましたところ、全国で139件、344者の応募がありました。
ブロック地域採択審査委員会および全国採択審査委員会において厳正な審査を行った結果、以下のとおり、96件、238者を採択することといたしました。

採択率は(応募件数でみた場合)69.1%でした。

ところで平成31年度当初予算「ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金」では、「企業間データ活用型」と「地域経済牽引型」の2つの事業類型で応募がありましたが、今回の採択結果発表では、類型に応じた内訳数などは公表されませんでした。

昨年度(平成29年度補正)の「企業間データ連携型」と比較する

「企業間データ連携型」は昨年度(平成29年度補正)でも公募されました。その時の採択件数と比較してみましょう。

H29年度補正1次 H29年度補正2次 H31年度当初
採択件数 47件 6件 96件

昨年度(平成29年度補正)では1次と2次あわせて53件の案件が採択されましたが、今年は96件と、倍近くが採択されました。昨年度は「企業間データ連携」の応募件数が公表されていないので採択率はわかりません。

「ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金」2次公募はあるか

平成31年度当初予算「ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金」2次公募はあるでしょうか。実は「ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金」の事務局公募要領では、複数回の公募申請受付をすると書かれています。

当社では、2次公募があったとしても採択件数・者数ともに1次よりも少なくなると見ています。今回の採択企業数が238者です。補助上限額が2,000万円/者ですので、単純計算すると50億円の予算に対して47.6億円になります。実際は補助上限額満額の交付をうける企業ばかりではないでしょうが、今回の採択で40億円近くは消費したのではないかと思われます。事務局運営費などを考慮すると、2次公募のための予算はかなり限定されたものになると思われます。

また、2次公募があったとしても事業実施期間が短くなる可能性に注意が必要です。特に本補助金は連携体での申請・交付になります。連携体で足並みをそろえるためのプロジェクト管理が必須です。

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