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令和2年(2020年)実施「小規模事業者持続化補助金」「IT導入補助金」を告知資料から推察する

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

当社は今日から仕事始めです!この年末に、中小企業庁が令和2年(2020年)実施の補助金施策についての告知資料を公表しました。その資料を参考にして「小規模事業者持続化補助金」と「IT導入補助金」の内容について推察をします。

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中小企業庁の告知ページはこちら

「中小企業生産性革命推進事業」の告知パンフ

まずは「中小企業生産性革命推進事業」の総合パンフを観てみましょう。あまり大した情報は書いていないんですけどね?

ここで注目したいのは下記の情報でしょうね。

通年で公募し、複数の締め切りを設けることで、十分な準備の上、都合のよいタイミングで申請・事業実施することが可能になります。また、当該事業を通じて、賃上げにも取り組んでいただきます。積極的な賃上げや被用者保険の任意適用に取り組む事業者は優先的に支援します。

「ものづくり補助金」同様、「小規模事業者持続化補助金」「IT導入補助金」でも、通年公募、複数締切が採用されるのだと読めます。

「小規模事業者持続化補助金」の告知パンフ

これも裏面は事例ばかりで、あまり具体的な情報がないんですよね。

コレのポイントをまとめると、次のような感じでしょうか。

ポイント

  • 補助額最大50万円(昨年同様)
  • 補助率2/3(昨年同様)
  • 共同申請可(昨年同様)
  • 事業計画期間において、「給与支給総額が年率平均1.5%以上向上」、「事業場内最低賃金が地域別最低賃金+30円以上」を満たすこと等を加点要件

なお、補助対象に「ホームページの作成・改良」とありますので、これも昨年同様、IT導入補助金ではホームページの作成は利用できないという棲み分けが2020年も継続するものと思われます。

「IT導入補助金」の告知パンフ

最後にIT導入補助金の告知パンフを観ましょう。

 

コレのポイントをまとめると、次のような感じでしょうか。

ポイント

  • 補助額下限30万円(昨年は40万円)
  • 補助率1/2(昨年同様)
  • 事業計画期間において、「給与支給総額が年率平均1.5%以上向上」、「事業場内最低賃金が地域別最低賃金+30円以上」を満たすこと等を加点要件

これも、賃上げの加点要素も含めて、経産省の事前PR資料以上の情報がありませんね。詳細はまだ決まっていないのかもしれません。

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