おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
ものづくり・商業・サービス補助金事務局は、ものづくり補助金4次締切の採択発表日が2月中旬の予定であることをアナウンスしました。公表した文書の内容や採択発表日に関する傾向について解説します。
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「事業計画への事前着手申請対応要領」の中で採択発表予定日に言及
4次締切の応募者に対して、「事前着手申請対応要領」というものが最近郵送されているようです。この文書は、交付決定前に事前着手をしたい企業に対する案内で、事前着手をするための承認を得る手続きについて解説されたものです。(事前着手が特に不要という企業には、関係のない書類です)
「事前着手申請対応要領」は、ものづくり補助金ポータルサイトにも掲載されています。
この文書の中で、採択発表予定日が下記のように記述されています。
最近の傾向だと採択発表日は火曜日・金曜日に集中
ところで、ものづくり補助金の採択発表日は「金曜日が多い」というのが、この業界でまことしやかに囁かれている噂ですが、実は最近の傾向だと火曜日にはぴょうされることも多めです。
下記の表は、過去8年分のものづくり補助金採択発表日をまとめたものです。直近2年分である平成30年度補正(2019年実施)と令和元年・2年度実施(2020年実施)の採択発表日を見ると、火曜日と金曜日が同数ですね。この2年間のうち、それ以外の曜日はありません。
審査期間日数は長くなる傾向に
ところで、最近の傾向としては、審査期間日数が長くなる傾向が見て取れます。下記の表は過去8年間における、公募終了日から採択発表日までの期間(この表では「審査期間日数」と表現)を示した表ですが、昨年(令和2年)に行われた3回の公募では、過去8年間の平均値(47日)前後に収まってはいますが、審査期間日数が徐々に長くなっていることがわかります。
昨年から電子申請化され、審査等に関する事務処理も効率化されていることが想定できるのですが、それでも過去8年間の平均値(47日)からあまり変化がありません。コロナ禍が理由なのか、それ以外にも理由があるのかはわかりません。ただしこれらの傾向を見ていると、4次締切の採択発表も2月中旬の遅めに行われるのではないかという気がします。