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Googleトレンドで推察。今年のものづくり補助金2次公募の応募総数は5,000件程度ではないか

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

ものづくり補助金2次公募が受付中ですが、どうも例年のような盛り上がりが感じられません。当社への問い合わせも、ホームページへのアクセスもいまいちです。ものづくり補助金に対する関心を、Googleトレンドで推察してみました。

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Googleトレンドでキーワード「ものづくり補助金」のトレンドを見る

ある単語がGoogleでどれだけ検索されているかというトレンドをグラフで見ることができるツールです。このツールを使って「ものづくり補助金」というキーワードがどの程度検索されているかを調べることができます。

「ものづくり補助金」というキーワードが、どの程度検索されているか、ここ1年間のトレンドを見てみましょう。

Googleトレンドの仕組みは結構難解です。各データポイントは、相対的な検索割合を示しています。上記の図(「ものづくり補助金」というキーワードの分析)だと、日本のおいて、過去12ヶ月間(2018年9月9日以降本日現在)におけるGoogle全検索回数のうち、「ものづくり補助金」というキーワードがどの程度検索されたかを示しています。そして最も多い検索割合であった時(上記のデータの場合は、2019年6月23日~29日の週)を100%として、それ以外の検索割合を比較しています。

単純化して言うと、1次公募2次締切採択発表日(2019年6月23日~29日)の検索割合を100とした場合、それ以外の週がどの程度の検索割合で合ったかと示しています。大筋で言うと、やはり公募開始時と採択発表時には検索が増える傾向にあることがわかります。

1次公募開始時に比べて2次公募開始時はかなり検索割合が低い

図を見るとわかりますが、1次公募開始時に比べて2次公募開始時はかなり検索割合が低いです。Googleトレンドでは「最も検索された週を100とした場合の指数」を表示してくれるのですが、1次公募開始時は指数が78でしたが、2次公募開始時は指数が25でした。

これは検索の絶対量ではありません。ですので単純に、1次公募開始時よりも2次公募開始時のほうが、検索回数が1/3以下であるとは言えません。むろん、検索割合と応募総数に相関があるかどうかもわかりませんが、誤解を恐れずに超単純明快に言うと「2次公募の関心度は1次公募の1/3程度」と無理やり考えることもできます。

仮定に仮定を重ねるが、関心度が1/3程度であれば、応募総数はどの程度になるか?

乱暴な計算であり、仮定に仮定を重ねることになりますが、関心度が1/3程度とすれば、今年の2次公募の応募総数はどの程度になるでしょうか。今年の1次公募の応募総数が14,927件ですから、この1/3程度とみなすと、5,000件程度になるでしょう。

これは昨年の2次公募(6,355件)と比べても低い数字になります。

公募 応募総数 採択数
H29年度補正2次公募(2018年実施) 6,355件 2,471件
H30年度補正1次公募(2019年実施) 14,927件 7,468件
H30年度補正2次公募(2019年実施) H30年度補正1次公募の1/3程度?5,000件? 2,500件程度?

ただし、下記の事実を考慮すると、5,000件という推測にはある程度の妥当性があるのではないかとも思っています。(当社調べですが、応募総数と公募期間、応募総数と事業実施期間は、かなり強い相関があることがわかっています)

  • 今年の1次公募も、昨年の1次公募と比べて応募総数が15%ほど減っている
  • 今年の2次公募は、公募期間が昨年の2次公募と比べて2/3程度しかない(46日だったものが32日)
  • 事業実施期間も、実質2カ月半程度しかない

これに加えて、電子申請に完全移行した影響がどうでるか……というのもあります。さて、今年の2次公募はどういう結果になるのでしょうね。

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